yenta を使っていたら成人発達段階を登ろうとしていた話
最近「モヤモヤ」している人の相談を受けることが非常に多くて、それはそれでまとめていきたいと思っています。が、なによりも自分が一番モヤモヤしてるんじゃん (してきたじゃん) ♪と思うわけです。そのモヤモヤが yenta を使う中で変質して、そして得られるものが変わってきました。そんなお話をシェアします。
今、モヤモヤしている人たちの気づきになればいいですね。
yenta をはじめたきっかけ
yenta を使う中でモヤモヤが変質したのですが、そもそも yenta を使い始めたのはふんわりとしたモヤモヤの中だったような気がします。当時の同僚の方から紹介してもらって使い始めました。
違う業界の人に会えるのって面白いかもぐらいな感覚で、課題感なんてまったくなかった気はします。
最初は当時担当していた働き方改革の話などを話すことが多かったような気がします。基本は一方的な発信です。50人ぐらいまでの人たちの印象は、
「こいつすげー話すやつだな」
なんじゃないかと思います。
その時でも唯一私が押されたのが Surpass の石原社長で、このときのことは今でも忘れられないぐらい鮮明に覚えてます。
人と会うことで自分に気づく
50人ぐらい話すと、会話もテンプレ化して毎回スラスラと同じ会話ができるようになりました。とはいえ、自分の思ってることなので凄く熱のある話 (だと自分では思ってました) です。
「働き方改革は IT だけじゃダメですよ」
「経営は一貫性が重要」
「労働者と経営者が共存する会社づくりは・・・」
などなど
ただ、ある日気づいたのは、
「なんだ、みんな同じこと言うなぁ。しかも気になる。」
自分が話すことに対して、同じポイントに多くの人が反応してくれることに気づきました。でも、50人かかったというのはなかなか鈍感だったと思いますが。。。
なんだ、みんな同じこと思ってんじゃん。でも、この話を自分からする人っているもんだろうか?!
「ん?自分だけ話してたらそれはわからないな。ちょっと聞いてみよう」
他の人の話は自分のアップデートにめっちゃ役に立つ
そして、今度は、自分ではほとんど話さず、相手の話を聞くことに集中してみました。
「私はこんな仕事をしている」
「こんなことを将来やりたい」
「自分のコンプレックスは}
などなど、1時間もあると実は結構深い話になることも多かったです。
そして、100人ぐらいの方から話を聞くうちに気づいたんです。
「他の人の話は自分のアップデートにめっちゃ役に立つ」
そのうちに、自分が最初の50人に話したことと、100人からお話を聞くうちに
「あれ、他者の中にも自分の中にもあるものが明確になってきた気がする」
このとき初めて、それを表現することを進めてみました。
プレゼンを作ってシェアしてみた
表現したものを見せて、それをもとに話しては、フィードバックをもとにアップデートしてを繰り返していきました。
その時に作った PPT はこんなものでした。
すると、フィードバックを元に他者の想いを反映していたつもりが、自分自身の課題感や価値観と向き合うことが多くなっていきました。
多くの人は、
・自分の課題に気づきたい
・それを改善する方法を学びたい
・経験して身につけたい
・そしてそれを仕事にしていきたい
と思っているという事に気づけたんです。そして、その気づきたいこと自体が比較的近いところにあるような気もしていました。
そして、今は対話
今までの流れをまとめるとこんな感じです。
話して
↓
聞いて
↓
表現して
↓
対話する
こんな流れをやってきました。最近は自分のこの経験を、ご相談頂く人にシェアして、傾聴の仕方や、表現、そして対話の大事さなどをお話することがあります。
そして、伝説へ (DQ3 わからない人は無視で)
対話の中で Jackieさんにであうのですが、そこで成人発達理論を知ります。成人発達理論は下記の書籍が入門には良いと思います。
この中で、自分が yenta でやってきた
自分の主張 (利己的)
↓
傾聴 (他者依存)
↓
表現 (自己主導)
↓
対話 (自己変容)
が成人発達理論の発達段階と発達段階をあげていくためのステップと似てると気づいたんです。
もちろん、このステップだけで発達段階が上がるとは思っていないのですが、私が他者に自然とするようになっていたコーチングともにていることに気づきました。
各段階ではモヤモヤありましたし、現在でもモヤモヤはあるのですが、それがポジティブに受け取れるようになりました。もう少し書きたいのですが長くなるので今日はこのへんで
またお時間のある時に、もっと具体的なコーチングのステップについても書いてみたいと思います。 (興味ある方は是非「スキ」してください)
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