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デジタルツールを活用した採用について考えてみる

みなさんこんにちは、私はとある小売業のパート・アルバイトの採用を担当している者です。

私のお仕事は100以上ある店舗の採用のお手伝いをすることで、具体的には下記のようなお仕事です。
①店舗が作成した求人原稿を元に各募集媒体に原稿依頼をすること
②応募~面接調整まで外注している採用センターの業務が滞らないよう業務改善すること
③実際にパート希望の方との面接、入社手続きまでの一連の流れ

今回は私が業務の中で感じているデジタルツールを使ってこんな改善ができないかな、をまとめてみました。
テーマは「即時対応で応募者さまの心をぐっとつかむ」「短い時間で応募者さまの心を読む」の2本立てです。

こんなことができたらいいな3つのアイディア

①忘れてるよ、抜けてるよアラート

採用活動をする上で私がモットーとしていることは「即時対応」です。売り手市場の今、応募者様の複数社受験は当然のこと。てきぱきと対応し、応募~入社までにかかる日数をどのくらい減らせるか、が勝負なのです。
でもわかってはいるけど、なかなかできないのですよね。採用業務って「待ち」の仕事が多いから、自分のペースでなかなか仕事ができないのです。
結果、合間合間に別の仕事をしている間に、大事な対応が漏れる、と。
特によくある問題が「応募者様のステータス変更漏れ」です。

少し詳しく説明します。当社では面接が終了した後、店舗の担当者の方が「合格」もしくは「不合格」ステータスへ変更をします。店舗がステータス変更をすると、それをチェックした採用センターがSMSで「合格」通知を送るというフローとなっております。もし、店舗がここの工程を忘れてしまうと、応募者様が「あれ?いつまでたっても結果が来ない。落ちたのかな?他の会社受験しよう。」となってしまいます。せっかく合格を出そうと思っていた応募者様にこちらの怠慢で逃げられてしまうことほど恥ずかしいことはありません。

繰り返しになりますが、店舗の担当者もずーーっと採用の仕事だけしているわけではありません。「あ、ステータス変更しなきゃ。」て思いながら、他の仕事をしていると、ついうっかり忘れてしまう、これは「あるある」なんです。
(私も人のこと言えない。)
以下問題を5W1Hでまとめてみました。

採用センターがスプレッドシートにて応募者様情報を管理してくれているので、それを元にPower Automateを使って「決まった時間に、ステータス変更をしていない店舗へメールアラートが飛ぶような仕組み」を実装できればいいなと思いました。

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 ➡採用センターの皆様のお声 最近一番困っていることがこれです。
 ➡もくもく会でエンジニアの方から教えていただいたツール
  自動化ツールなら下記も使ってみるのもいいかも。
  自社ではこれを使っていました。

②応募者様の不安を無くすチャットボット作成

応募者さまが「応募」ボタンを押す前に気になっていることはたくさんあるはずです。その不安を即時解消してあげることこそが重要だと思うのですが、今現状はこちら。

既に実装されている他社さまはたくさんあるのでできないわけはないでしょう。ただ、普通に頼むとウン十万かかるので、自分の手でできればいいなと淡い期待を抱いております。どのように実際のホームページを接続すればいいのかちょっとまだ想像がつきませんが・・・

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 ➡
採用センターの皆様のお声 あったらとても便利ですね!
  でもお金がかかるなら特別にはいらないかな・・・
 ➡チームメイトからのお声
  質問にURLをつけて返信すればよいだけなので、
  この問題はすぐに解決しそう

③応募者様の心を読む!AIロボット導入

面接の時間って短いと30分、長くても1時間くらいが平均なのではないかと思います。「この短時間で自分の半生を伝えるのは無理~」と応募者さまは思ってらっしゃるでしょうが、同じように面接官も「この短時間で人柄とか実際の能力とか測るの無理~」と思っております。(私の独断と偏見ですが)

最近AIの機械学習というものを学んだので、調べてみたのですがAI面接を取り入れている会社さんって既にたくさんあるのですね…!なんだか時代の流れに取り残されている気がしてきました。実体験してみた方の声によると、「なんで落ちたかわからない」とかちょっと不満に思う方もいるようです。

私としては表情の判定で、その人が虚勢を張っていないか、嘘をついていないかわかるだけでも充分かなと思います。
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一番ふわっとしていて何がしたいかわからないかな。

各アイディアの評価

最後に3つのアイディアをマトリクス表にまとめてみました。

まだまだ私には手段が少ないので、このあたりが精いっぱいいでした。より考えが具体的になるよう、今後も勉強をつづけ、「選択できるツール」が増えたときにもう一度考えてみたいと思います。

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