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東野圭吾「透明な螺旋」


「本当のものなんか何もない、
人間はみんなひとりぼっち」

退屈にうんざりして
家族を捨て
我が子を捨て
身勝手に生きる
状況が変わると
捨てた子を恋しがり
返して欲しいと
縋りつく
理不尽な暴力から
血縁を守ろうとして
信じようとして
殺人を犯す

「どちらも僕の親だ」

今回もまた
振り回されながらも
事件解決へと導いた
湯川学を
草薙も内海も
辟易としながら
手放せない
何かを感じている。




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