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料理で見聞色の覇気を得られるって知ってた?

「見聞色の覇気」とは、漫画ONE PIECEに出てくる特殊能力で、ちょっと先の未来が見えるというもの。

実は「料理」することによってこの能力の一端を獲得できるんですよ。

んなわけあるかーッと思った方以外は、ちょっと先まで読み進めてほしいのです。

僕は今の仕事をする前に本業で10年以上コックをしていました、来る日も来る日も和洋中の色んな料理を作ってきました。

じつは料理を作るのってカラダにいいことばっかりで、

触覚・味覚・聴覚・視覚・嗅覚をすべて使うんです。

五感フル活用で、結構頭を使うことだったりします。科学的にも証明されているらしく、脳の血流が増えたり活性化したりするんだそうですよ。

僕が経験してきた限りでも、以下のことが身についたと強く実感しています。それは、

「こうすれば→こうなる」の精度向上

・茹でたパスタにこれくらいの味のソースを絡めるとうまい
・鶏肉にこれくらい下味を付けて、衣をつけて何分揚げるとうまい
・この食材とこの食材を組み合わせるとうまい

つまり、「料理が上手」っていうのは、「こうすれば→こうなる」の精度が高い状態と言えるんです。料理上手な人は、美味しい料理ができあがるまでの未来予測がめっちゃ上手なんですよ。

でも勉強やビジネス、日常のあらゆる行為で「こうすれば→こうなる」っていう思考を養うことは出来ます。

ただ効率面で見ると「料理は五感を使うから圧倒的に精度高く身につきやすい」んだと思っています。

同じ料理を作るにしても、毎回同じ食材とは限らないし、調味料だって寸分の狂いなく同じでもない、入れるタイミングも違えばかき混ぜるスピードも違う。

そして実際に口に入れてその”成果”を存分に感じるわけです。一緒に食べてる人の意見も聞いたり、笑顔を見たり、五感を使ってそれこそ色んなことを感じますよね。

つまり、細かく枝分かれする選択肢が超多いんです。料理って。

でも選択肢が多くっても、最終的には「うまい」にたどり着けばいいんですから、やっぱり料理上手はそこらへんの精度が高いはずなんです。

「こうすれば→こうなる」の精度が高い、つまり見聞色の覇気と同じじゃないですか?(笑)

冗談で言っているわけではなく、料理から違うジャンルに活かせるよ、ってことなんです。

PDCAの精度を上げていくことができると言うと分かりやすいかもしれません。

どんな仕事や活動においてもPDCAは大事だと思いますが、「こうすればうまくいくんじゃないか」という精度は高ければいいに決まっています。早くいい結果に繋がることを意味しますからね。

五感を使ってそういう回路をフルに鍛えられる料理をしてみる、家にいる時間が長い今だからこそ、試してみてもいいかもしれませんよ。

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