見出し画像

無駄な会議を無くすには?

今日の会議で決まったこと = 次の会議の日程
そんな会議の実施、参加していませんか?

無駄な会議を無くすには、こんな工夫が必要です。
・トップやリーダーが会議を減らすことを意思決定する
・会議を有効にするための仕組みを作る
 -主催者が会議の必要性を真剣に考える(メールや資料の共有で済むことは会議を開かない)
 ‐会議を開催する際のルールを決める
 ‐目的を明確にする
 ‐時間内に目的を達成する意識と習慣を作る、参加者同士でコンセンサスを取る
などなど。

一時期話題になった「Amazonのすごい会議」を読むと結構参考になるので、無駄会議に悩まされている方は、ぜひ一度読まれることをお勧めします。

ちなみにこの本を書かれた佐藤将之さんは、2000年にAmazonに入社し、オペレーション部門のディレクターとして勤務をされていた方なので、Amazonを外からみた”印象”ではなく、実体験に基づいて書かれており分、非常にリアルで分かりやすく内容になっています。


冒頭のネット記事によると、仕事時間の45%が会議の時間で、且つその会議の82%はうまく行っていないということ。

1カ月の就業時間を160時間(8時間×20日)とすると、約59時間(160時間×45%×82%)が無駄な会議に投下されているという事になります。
つまり、59時間は7.3日分の就業時間に該当するので、実に1カ月の3分の1が無駄になっているという事です。そりゃ生産性もあがりませんよね。



****
なぜ、こんなに当たり前に無駄な会議が行われているのかちょっとだけ考えてみました。

仮説として、インターネットやPCが普及する前(30年以上前)の仕事スタイルを引きずっているのではないか、と考えました。

今でこそ、資料の共有や情報の共有はメールやslackなどのチャットツールを使えば、簡単に大量の人に共有したり、また反応を得ることが出来ます。
しかし、PCやメールが普及する前の時代であれば、情報共有の最も効果的な方法が「直接話す」だったのかもしれません。

「直接話す」という情報共有のスタイルだったとしても、AさんからBさん、BさんからCさん・・・・と伝言ゲームにしてしまうと、伝達の精度が担保される保証がないため、結果として「会議」という複数人が集合して話すスタイルに着地したのかな、と。

当時は、これが効率的な仕事の進め方だったのでしょう。

しかし、現在は便利なツールがたくさんあるため、情報伝達の効率性という点においては、必ずしも複数人が顔を合わせる必要性はありません。


ツールをうまく活用するためにも、
得たい結果は何か(≒会議を開く目的は何か)を明確にして、最適なコミュニケーション手段を取ることが、ますます重要になってきています。

働き方改革とかDXとか、あれやこれやと課題はあるように見えますが、シンプルに「目的のために合理的な方法は何か?」を時々振り返って、仕組みを考え、実装するということが重要なのでしょう。(毎回毎回、合理性とか効率を考えると逆に非効率になる場合もある)

さてみなさん、無駄な会議どうやって無くしていきますか?




サポートありがとうございます!小躍りしながらキャリア・コーチング関連書籍の購入費に充てさせていただきます。