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コーチングを始めるときに最初にすること

用があって外に出たついでに久しぶりに散歩でもして帰ろうと思ったら、気がついたら17,000歩も歩いてました。
#5月の陽気の素晴らしさよ!


さて、今日はコーチングの導入の話。
私が誰かの相談に乗ったり、コーチングする際に最初にすることがある。「絶対」のルールではないけれど、話を進める中で、このトピックに触れることが多い。


そのトピックとは何か。


すーごく平たくまとめると一つの問いに行き着く。それは

あなたは何者か?

というシンプルな問い。

ただ、何者か?について問いかける言葉は相談される話によって変わる。

どんなことに悩んでいるの?

何が好きなの?

どんなことが辛かったの?

何してる時が1番楽しい?

お金が無限にあったらどう使う?

後悔していることは何?

大事にしたいるのはどんなこと?

何が苦手?


これらの問いを投げかけて、返ってきた答えに対して、さらに細かく深掘りをしていく。


そんなやりとりを通じて見つけたいものは、あなたにとっての『大切な価値観』だ。


価値観とは面白く難しいもので、あなた自身が大切にしていると意識しているものと、心の奥底にあるあなたの核を成すものが一致しているとは限らない。

むしろ、一致していない(=無意識状態)な時ほど、悩み時に苦しんだりする。


この2つは完全に異なるわけではないが、うまく繋がっていないと「頭では分かってるんだけど、なんとなく気持ちが…」となったり、行動がついてこなかったりする。


それを見つけて繋ぎ合わせるところから、コーチングすることが多い。


もちろん、相談のテーマによって、この部分に費やす時間も工数も大きく変わる。時に数週間単位でいったり来たりしながら話すこともあれば、最初か話している途中で数分触れるだけということもある。


これは相談者が私との対話で何を求めているかの期待値によるし、相談者自身の自己理解の深さにもよる。自己理解が深ければ、私が特に突っ込むことはない。


自己理解の深さを測ることは、非常に曖昧な尺度になってしまうが、相談者が語る話に一連のストーリーを感じられるかどうかにある。話が飛躍したように思えるときでも、私の理解が追いついていないか、ただ言葉足らずということもあるが、一つ二つと質問を重ねれば見えてくる。


なぜ、こんなにも価値観を見出すことに重きを置いているか?


それは価値観というものは、今どう在りたいか。また将来どう成りたいかを決める指針になると考えているからだ。

私と相談者が歩んできた人生は別のものだし、この先も別の人生を歩むことは紛れもない事実だから、私の経験がそのまま生かされるということはほとんどない。もちろん私の持っている知見から選択肢の候補を示唆できることはある。けれど、どの選択肢が最適かなんてことは本人にしか分からない。

ひょっとしたら、本人すらも分からないのかもしれないのだけれど、価値観(判断基準)が明確になれば、納得性のある選択が出来る。

私はそのお手伝いがしたいし、そうなれれば嬉しい。


今日は自己理解を深めることの位置付けとして、大枠について書いた。
明日以降、具体的にはどんな風にするのか?の方法などを少しずつ書いてみようと思う。
#乞うご期待!って最近聞かなくなったなー

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