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【完結】成長とはなんぞや? 意識 普通系の私が成長した方がいいと思う理由

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、
今日は朝から日差しが強く、気温も30度まで上がるそうです。

とはいえ、
日が落ちるのも早くなってきましたし、
季節は夏から秋に確実に移りつつありますね。


さて、
今日は 成長の必要性 について考えていきます。

前回までのnoteの中で、
WHOが定義する人格的、精神的成長に必要な 社会技能ソーシャルスキル の10の要素について、一つ一つ見てきました。

WHOが定める社会技能の10の要素
意思決定
問題解決能力
創造力豊かな思考
クリティカルに考えていく力
効果的なコミュニケーション
対人関係スキル - 自己開示、質問する能力、聴くこと
自己意識
共感性
情動への対処
ストレスへの対処

このnoteを書き始めた頃は、「社会技能って何?」という感じだったのですが、一つ一つを噛み砕いてみたところ、私の中で一つの結論が出ました。

社会技能というのは、
集団(複数の人たちとの関わり)の中で、自分の考えを醸成させて相手に伝えたり、また相手を理解し尊重することで、よりよい関係性を築くためのスキルだと考えています。

まぁ、社会技能ソーシャルスキルというくらいなので、読んで字のままという感じではありますが、やっとこさ腹落ちした気分です。


すなわち、
そういった社会技能が成熟し、社会の中で、より広い範囲、またはより深い関係構築が出来る状態が、人格的、精神的な成長した状態という風に考えています。

なぜ、広範囲での関係構築が必要かというと、
言わずもがなかもしれませんが、自分ひとりで影響を与えられる範囲よりも、複数人で協力しながら行動を起こす方が、より大きな影響や効果を生み、成果につなげやすいからでしょう。


成長って必要なの?

さて、ここで一つの疑問が湧いてきます。

大きな成果や影響って、必ずしも生み出さないといけないものなのでしょうか?


私の考えは、No です。
別に大きなことを成し遂げなくても、人それぞれ自分の好きなことをやったり、自分なりの幸せを描けていれば、それがベストだと思います。


では、成長はしなくてもよいのか?

これも、私の考えは No です。(少なくとも現時点では)
では、なぜ成長をした方がいいと考えているかというと、完全に一人で生きていくことって、現代社会ではとても難しいから。言い換えると、多かれ少なかれ、自分以外の誰かと接点を持ちながら生きていかないといけないからです。

例えば、
仕事をすれば、職場の人や取引先とのやりとりが発生します。
買い物に行けば、店員さんとのやりとりがあります。
ネットショッピングやデリバリーでも、受け取りなど、
間接的ではあったとしても、そこには "他人" の存在があります。

人は誰も他人を自分の思うままにコントロールすることなどは出来ないので、時として面倒くさいことがあったり、ストレスに感じることがあります。一つ一つは大したことはなくても、日常にはそういったきっかけは溢れています。

そういう "ちょっとしたこと" にいちいちストレスやフラストレーションを感じていては、息苦しくってしょうがないような気がします。



私事ですが、
20代の頃などは、いちいち上司に腹を立てていたり、恋愛がうまくいかなくって、落ち込んだりしたこともありました。

もちろん、
そんなアップダウンな生き方も人間臭くて嫌いじゃないのですが、当の本人は疲れます。笑

そういう精神的なエネルギーのコストを下げる意味で、社会技能というのは、とっても重要な意味があり、すなわち人間的な成長って大事なのだと、改めて感じています。

一言でまとめると、
何か大きなことを成し遂げるためというより、日常の何気ない生活を平和に楽しく過ごせるようにするために、精神的な成長というのはとても重要な要素だという風に考えています。


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8月末から「成長とはなんぞや?」をテーマに、継続的にnoteを続けてきました。
#時々、休憩もはさみましたが。

3週間も同じテーマで書いたのは、初めてのことでした。
途中で疲れてしまったり、他のことが書きたくなったりしましたが、最後までやってみると、なんだか色々なことが腹落ちして、スッキリとした気分です。


最後までお読みいただいた方は、いかがだったでしょうか。
読み手を置いてけぼり感や、既出感は結構あったかもしれません。
#なんせ自分のためのnoteなもんでご容赦を。

もし、何かの気づきなどがあれば幸いです。
ご感想などコメント頂けると小躍りします。



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