#3 Welcome Program 【Etudier À Paris】

Jour 6~11 Première Semaine à l'Université

 パリ到着の翌週は、とうとう交換留学先の大学(パリ政治学院;Sciences Po)に登校します!
といっても授業が始まるわけではなく、最初の一週間はWelcome Programなるものがあります。15人程度の留学生のグループに分けられ、キャンパスの紹介、学生のAssociationの勧誘、ちょっとしたパリの観光などのオリエンテーションが詰め込まれています。初めての大学は少し緊張しました。

 

Sciences Po Paris  サンジェルマン通り、パリのど真ん中

英語での挫折

 最初は全学生が講堂に集められ、偉そうな人のお話や教務の連絡事項、Associationの勧誘がありました。その後、Welcome Programを共にするグループで集まり、自己紹介などを行いました。グループのメンバーは、ヨーロッパやアメリカ、アジア、オーストラリアなど本当に世界中からの留学生ばかりでした。その多様性もさることながら、もっと驚いたのはみんな英語ができるということです。
 いや、当たり前です。留学するくらいなので、英語ができて当たり前なのです。中にはフランス語もある程度できる人がいました。自分は海外在住経験も皆無なうえに、筆記の英語ならともかく「英会話」はてんでダメな凡庸な日本人として過ごしてきたため、全然理解できませんでした。分かってはいたものの、ショックでした。セッションが終わった後の自由時間も、グループメンバーの会話についていけず、会話から漏れて一人で歩く虚無な時間の方が長かったです(そして、これはプログラム中ずっと続きました)。
 それでも、ひたすら何を話しているのか耳を傾けて途中で割り込んで発言してみるなど食いつこうとしましたが、会話の中に混ざって相手の主張を理解し、思ったことを言葉にして伝えるという当たり前のことができないのはすごく心細かったし、ストレスでした。何とかマンツーマンの会話ならできるのですが、グループに飛び入って発言…というのが難しかったです。この英会話を4か月で水準上げないといけないな…と思いました。
 けれど、グループメンバーはみな優しくて、課外でも一緒にランチや夕食に行ったり、タピオカを飲んだりするなど、とても仲のいいグループでした。仲間には恵まれたなあと思います。

 以下、数枚の写真でプログラムを少し振り返って、終わろうと思います。なんだかんだとても刺激的で忙しくも楽しい一週間になりました。明日からはとうとう授業が始まります。より一層英語の能力不足で苦しくなると思われますが、なんとか頑張ろうと思います。それでは…!



ワインとチーズの試食会
8種類のチーズとワインが飲み放題だけど一瞬で売り切れ
Place de la Républic なぜか公園で授業…
フランス革命の歴史が刻まれたモニュメント
Sacré-Coeur, Monmartre
Le Mur des Je t'aime
世界中の言語で「愛してる」
セーヌ川のボートツアー
夕暮れのセーヌ沿いでダンスするパリジャンが見られます
ルーブル美術館にも行きました。
これは個人的な推し

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