見出し画像

日記: フィクション

口癖のようにあなたは言うの その 言葉だけを頼りに生きてる/ かとうなみさ

————-

1年半ほど読んでいなかった週刊誌の、徹底した現実との解離を描く漫画と、現実的な非現実を描く漫画を読んだ。
前者は連載中で、後者は読まなかった間に完結していた。

前者の漫画は画力が高く、美術作品かと思うような構図と、そそられるストーリーが魅力的で、連載当初から引き込まれるように読んでいた。
フィクションに徹しているような描写が随所にあり、そういう漫画だと理解して読んでいたので、指摘されるまで違和感を感じなかった描写があった。
神社に仏像がある描写に対し、友人は目に余ると評した。私はフィクションとして読んでいたので前述の通り特に違和感を感じなかったが、友人は違ったようだ。
きっと本人の信条に響くような描写だったのだろう、その漫画を紹介したことに多少の罪悪感を覚えた。覚える必要なんてきっとないのに。

とりあえず最新の連載に追いついたので、毎週の楽しみが増えた(友人には申し訳ないが…)。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?