日記: 白い梅の花

(梅の花の写真を持ち合わせていなかったので、トキワガマズミ？の写真を。これも良い香りがする。)

白梅の香りふわりと頬なでる今に生きよと言わんばかりに／ かとうなみさ

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香りが好きな沈丁花の蕾が開く頃と聞いて近所を散策した。
まだ蕾は開いておらず、来週かなと思い帰路に着くと、ふと、花の香りがした。
なんの香りだろうと辺りを見回し、顔を上げると白い梅の花が咲いていた。
まだ咲いていたのね、今年も引きこもっていたからもうお目にかかれないと思っていたよ。梅の花の香りも大好きで、暖かい日だったこともあいまって、より幸せな気分になりながら家に帰った。

玄関前に着いた時、ぱっと目の前に白い花が飛び込んできた。
あれ、お隣さんの庭にも梅が咲いているじゃない。
買い物くらいには出掛けているのに、今までずっと気がつかなかった…
自分の目線や気持ちに感性までもが引きこもっていたのだろうと白い梅の花が教えてくれたのだった。