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日記: 2024/08/18 すべては自分で決めたこと

「プラダを着た悪魔」は私の好きな映画だ。
今でも魅力的なファッション、ニューヨークの街並み、出演者全てが好きだ。

映画の終わりに主人公役のアン・ハサウェイ(アンディ)が、過去に自分がしたことは仕方なかったというのに対し、上司役のメリル・ストリープ(ミランダ)はあなたが選んだのよと返す、ようなシーンがある。
何度も観た映画だが、今はこのシーンがとても自分に刺さる。
前向きな仕方がないではなく、自分に目を向けずに仕方がないと思ってしてきた行動は、結局は、自分で選んだこと。だから仕方のないことではない、現実を見ろとミランダから言われているような気持ちになる。

自分と向き合うことは簡単なことではないと私は思っていて、それなりのエネルギーが必要だ。
ましてや、何かを選択しなければならない状況だと、さらにエネルギーがいる。
アンディが「仕方がない」として行動してしまう気持ちは痛いほど分かるし、実際、後ろ向きな仕方のない選択を私は何度もしてきたように思う。
この映画が心に刺さる今こそ、自分と向き合って将来を見つめる時なのだろう。その過程でする選択は仕方のないものではなく、ちゃんと自分で選んだ、責任を持った選択だと強く自覚する必要があると感じている。

いくつもある分岐点のうち、とても重要な分岐点に立っているのだ。


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