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正解のないタイムテーブルに怯えていたあの頃と、今の私が出した結論

すべてが初めて尽くしだった。

ありがたいことに子供を授かり、結婚、出産という形でトントンと話は進むも、初めての子育てである。正社員勤務で働き続けられる安心感はあるものの、どんな生活になるのだろうかと全く予想はつかない。妊娠中の当時、私は『ワーママのタイムテーブル』みたいなものを参考にしようと考えて、必死に探していた時期があった。

ところがねぇ・・・見つからない。全然見つからないのです。みんなとんでもないパワフルウーマン!

子供を育てながら海外でMBA取得するのを旦那が快諾してくれて献身的にサポートしてくれているから今があります!とか。起業しているけど生んだ直後からスマホでお仕事しつつ、仲間と主人に支えられて産後2か月で完全復帰!とか

いやいやいや。保育園の事情とか、家庭の事情とかはもちろん千差万別。だからすごいとか普通とか成功の定義にもよるでしょうけど、第三者が軽く見積もっても「世の中の成功した勝ち組っぽい人たち」の華やかなタイムテーブルしか視界に入ってこないのです。

ただの時短OLのタイムテーブルの特集なんぞ、当時見つかりませんでした。

でも、今ならわかる。
普通の時短OLがタイムテーブルや送迎にかかる時間など詳細を晒すって、めちゃくちゃ高リスクです。自宅の留守を公的に宣言しているようなもの。よっぽど特殊な環境(一般的に想像しやすいような勤務の規則性がない、という意味での特殊)ではない限り、簡単には公にはできないなぁということを、私もワーママという立場になってみて強く感じたのでございました。

もし、今の私が当時の私にアドバイスできるとしたら、きっと下記を伝えると思います。

・子供のリズムは、刻々と変わる
・会社のルールも、刻々と変わる
・社会のルールも、刻々と変わる
・自分自身の育児スキルも、刻々と変わる

変わるものだらけだから、正解は探し続けたらいいんじゃない?と。逆に、預ける保育園の条件や、家族の事情、パートナーの業務状況、などなど変動要素は盛り沢山。予測がつかないことの方が大半だと思います。

だからこそ、会社のルールをうまく使って休めるときは休めばいいさと。時間給や有休を惜しんでたってしょうがない。休んで心にゆとりがある方が、結果的に物事はうまくいくと思うよ、と。

タイムテーブルを決めてかかるよりも、その日その日の自分自身と家族のコンディションに合わせてリズムを作る方が、はるかに心地よく物事が進みます

子供にも伝わるんでしょうね。時間を決めていない時ほど、なんだかんだ目的の時間には笑顔で出発できたりします(ほんと不思議)。逆に無理に時間通りに進めようとするときほど、家族全員イライラ噴出!思うように物事が進まない、だからといって発狂したとて、悪循環。

・・・

色々ある。毎日変わる。だからこそ、どんな変化にも柔軟に対応できる瞬発力に備えたい。日々健康&笑顔から、毎日の朝をスタートできたらいいな。おばあちゃんになってもね。

この子とのお散歩ルーティンは、有限だなあ。

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