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ミスを少なくする。苦手を克服する。その方法とは?

「算数の計算問題で
 よくケアレスミスをします。
 簡単な計算問題でも、検算ができるように
 途中式を書かせた方が良いでしょうか?」

という質問がありました。

算数の計算ミスは
悩ましいところですよね。。。

ただ、 算数や子どもに限らず、
人間はミスは必ずします。

ミスを完全になくすことは
できませんので、
ミスをしても合格点を取れるように。

あるいは、ミスの対策を
きちんとしておくことが大事ですね。

今回の質問にありました、

「途中式を書かせる」

という対策は、おすすめしません。

途中式を書かせることで、
タイムロスになってしまいます。

計算は丁寧にすることが理想ですが、
同時にスピードも重要です。

「速く」「正確に」が
ワンセットですので、
途中式を書かせていたら
スピードが落ちてしまいます。

計算が遅くなれば、
他の文章題を解く時間も少なく
なってしまいますので、

途中式を書かせるということは
しなくても良いかなと思います。

計算ミスについては、
まずは、細かく分析するのが
良いですね。
 
書き写しのミスなのか?
約分のミスなのか?

ミスしたところを把握して、

「ここは約分のミス」

みたいな感じで
メモ書きして言語化します。

本人にも
何のミスだったのか?を
認識させる必要があります。

認識できれば、
次回のテストの時に、
その部分に注意できるようになります。

あとは、計算については、
日頃のトレーニングの積み重ねが
とても重要ですうよね。

中学受験を目指しているのであれば、
毎日、数分でも良いので
計算演習をした方が良いです。

・6+7=13
・15ー7=8

などのような、
ちょっと自分自身が苦手な
足し算引き算があると思います。

それが、
迷わずに一瞬で答えが出せるように。

これはもうトレーニングのみです。

こうして、
自分の苦手な計算や
ミスしやすい計算を認識し、

それを克服するくらいの
トレーニングの積み重ねができれば、
自然と計算ミスもなくなっていくと
思います。

勉強の中でも計算は、
努力がそのまま実を結ぶものですので、
楽しくトレーニングできる環境を
親御さんが作ってあげると良いですね。

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