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勉強は「嫌い」でなければ良い

今回も、
うちのオンライン幼児教室で
実施したアンケートを
ご紹介したいと思います。


現役東大生220人に、

「中学、高校時代、
 あなたはなぜ勉強したいと
 思ったのですか?」

という質問をしました。


その結果は、、、?


一番多かったのは、

「いい成績をとりたかったから」

でした。


次が、

「行きたい大学があったから」

その次が、

「惰性(なんとなく)」


という結果でした。


現役東大生が
勉強したいと思った理由は

「いい成績をとりたかったから」

というのが一番多かったんですね。

これは、
小学校時代のアンケートでも
同じでした。


私もよく親御さんから、

「子どもの勉強のモチベーションを
 上げるにはどうすれば
 良いのでしょうか?
 どういう声かけが良いですか?」

というご相談をお受けします。


そして私はいつも、

「声がけも大事ですが、
 一番大事なのは、
 直近のテストで良い点数をとることです」

とお答えしています。


子どもにとって、
たとえ勉強はやりたくなくても、
良い点数をとるのは
とても嬉しいことなんですよね。


なのでお子さまの
勉強のやる気を高めてあげたい場合、

親御さんがすべきことは、

「お子さまが一番簡単に点数が上がるところ」
を見つけてあげ、

点数をとれるように
サポートしてあげることかなと思います。


また、3番めに多かった、
「惰性(なんとなく)」
という理由もポイントです。


「惰性」というのは
一見意欲がなさそうに
感じられるかもしれません。

でも実はとても大事な感覚だと
私は思います。


これは、

・すでに勉強が
 日常生活の「毎日やるべきこと」に
 なっている。

・習慣化されている。

・ストレスなく勉強ができている。

歯磨きやお風呂に入るのと
同じような感覚になっている
ということなんですよね。


何かのブレーキがかかってしまうと、
習慣は止まってしまいます。

であれば、
このブレーキさえなければ、
とりあえず良いのかなと思います。


つまりは、

「勉強は好きでなくても、
 嫌いでなければよい」

ということ。


一旦進み出したものを、
やめたいと思うほどの力がなければ、

良い意味で「惰性」で
勉強をし続けてくれる。

それで十分じゃないかなと。


多くの東大生もそんな感じで
勉強をしていたのかなと、
今回のアンケートを見て思いました。

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