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Echo, Google Home, Clovaが揃ったので軽く音楽やラジオを聴く人に向けて比較する

いつの間にかEcho dot(第3世代)とGoogle Home miniとClova Friendsが電源タップを占拠する事態になっていたため、あまり音質にこだわらない人に向けて比較しました。

結局どれが"買い"?

値段はどれもメルカリや通販の底値で3000円程度なので、主に使っている音楽サービスから選ぶべきだと思います。抽選の景品にもいいですね。

ライン入力を使っている人やAmazonやAppleに浸かっている人はEcho、その他の人にはGoogle Homeがおすすめです。LINE MUSICならClovaでも良いですが…それでもあまりおすすめしません。次項からそれぞれの特徴を紹介します。

Echo dot (第3世代)

リスニング力・理解力:○
音楽サービス:Amazon Music, Apple Music, Spotify(有料版のみ), Tunein
音質:○(アプリでイコライザー設定可能)
通知機能:○
よく使うスキル:Apple Music・JR東日本案内・アラーム・radiko

第2世代の音質は素人が聞いてもなかなかひどいものでしたが、第3世代は十分聴けるようになっています。さらに、ラジオを使わない人はイコライザーで低音ブーストしてあげると音が良くなったように感じられます。
先述の通り、ライン入力(イヤホン端子)があるのが良いです。最初からスピーカーで聞く予定の人はスピーカー機能が付いてないものもあるので、用途に合わせて検討してください。
Amazon Musicでは大きな問題ないのですが、Apple Musicのプレイリスト名の反応があまりよくないです。Apple Musicにスマートプレイリストを持っているのですが、うまく再生できません。プレイリストの名称変更も視野に入れています。
それでも今メインで使っているApple Musicと連携できるのがEchoだけなので、仕方なく使っています。
デジタル時計版が表示できるものもあるので、お好みで選んでください。

Google Home Mini (Google Nest Mini)

リスニング力・理解力:
音楽サービス:Google Play Music, YouTube Music, Spotify, AWA, dヒッツ, うたパス
音質:○(アプリでイコライザー設定可能)
通知機能:×
よく使うスキル:YouTube Music (無料会員)・Spotify (無料会員)・検索(最寄りの店の営業時間等)・アラーム・radiko

現行モデルはGoogle Nest Miniと改称しています。
プレイリスト名の認識能力が高いことが嬉しいポイントです。
また、無料でYouTube Musicが使えることも魅力です。シャッフルのみで広告も入りますが、普通の音楽定額配信サービスにはない米津玄師が聞けます
Spotifyは無料会員でスマホやPCと連動できます(Spotify Connect)。自分はFireタブレットで曲を選んでGoogle Home Miniで流せるようにしています。Echoだと有料会員しか連携できず、無料会員で連携するためには音声コマンドが効かないBluetooth接続になってしまうので、Spotifyのときはこちらを使っています。
JR東日本案内などの通知機能はありません

Clova Friends

リスニング力・理解力:×
音楽サービス:LINE MUSICのみ
音質:○(アプリでイコライザー設定不可)
通知機能:○
よく使うスキル:JR東日本案内・radiko

楽天ブックスで赤外線リモコンもついてめっちゃ安かったので衝動買いしました。1m離れたテレビの雑音で反応できないぐらいならまだしも、スピーカー自身が出してる音のせいでコマンドが使えません。もともと金額が高いですし、大きいので音質はいいだろうな…と思っても他2種と同じレベルでした。電源がUSB-Cで取れて、公式の赤外線リモコンがそこそこ使えることがメリットです。ただしテレビはつけられてもその音のせいで消すことができませんが。

LINE MUSICしか使えないとかは承知の上でもぶっちゃけ後悔しています唯一バッテリーを搭載していますが……防水もないはずなので何に使うんでしょう。JR東日本案内の通知はスマホよりも数十秒早く届きます。

まとめ

繰り返しになりますが、基本的に使っている音楽サービスで選ぶべきです。

もし自分がEchoとGoogle Home両方で使えるSpotify Premiumを使っていたら、どちらにするか非常に悩みます。Echoは通知が使え、ウェイクワードが「アレクサ」だけなうえ続けて発声できるのですが、一方Google Homeの音声認識を使うと他の音声認識に抵抗ができます。反応しやすいよう工夫してEchoを使うか、機能を制限してGoogle Homeを使うか。一長一短です。

ちなみにradikoはどの端末にも対応しているため、ラジオしか聴かない人はあまり気にしなくてよいでしょう。また、それぞれ大きく機能が充実したモデルもあるので、合わせて比較してください。


おまけ:音楽定額配信サービスの印象

Spotify:抜群です。スピーカーとスマホとかの連携や、勝手に作ってくれるプレイリストが段違いです。無料会員でもかなり楽しめます。

Apple Music:最近Spotifyを見習ってムードのプレイリストとかできていてよくなってはきています。今はauの特典で無料だから使っているけど、たぶんSpotifyに乗り換えます。音楽アプリ起動していないときにイヤホンの再生ボタン押すだけで再生が始まることはメリットです。Shazamと連携できるのも地味に良いです。

Amazon Music:UnlimitedのEchoプランはこの記事読んでる人にはおすすめかも。ただ、スマホアプリが良くなくて、日本語フォントが一昔前の中華フォントみたいでダサいような。UIもPrime Video同様なんか微妙。プレイリストのカバー画像も古い感じ。

YouTube Music:「これを聞いた人はこれも聞いてます」で同じアーティストばかり流すタイプ。PCのYouTubeで米津玄師ばかり聞いているからかもしれませんが、おすすめのプレイリストが毎回Lemonから始まるのは勘弁してほしいです。いわゆる「好きな食べ物を延々と提供する親」とか「楽天のレコメンド」とかの類。

Google Play Music:6年前ぐらいにAndroidを使っているときにお世話になりました。たしかYouTube Musicと同じプランで使えるはず。Apple Musicからの乗り換えもしやすかったとは思いますが、今は使う理由がなさそう。

LINE MUSIC:LINEのプロフィールの音楽設定用アプリ…つい最近無料で月1回ずつ聴けるって改良が施されたと聞きましたが、たぶん狙いたいはずのMusic FMを使っている層が移行する理由には弱すぎる気がする。漫画村→LINEマンガより難しそう。

その他:使ったことないけど、たぶん誰かに激推しされない限り使いません。

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