末期がんとは

がんが全身転移していることを意味し、それによって激しい痛みを感じます。症状は転移している臓器によって変わってきます。
もし消火器系の末期がんであれば胃や腸の機能が失われます。そうすると栄養分の摂取も無理になり、排泄行為自体の機能も失われてしまいます。
もし肺であれば呼吸困難になります。
リンパ液や血液によって身体全身にがん細胞が転移すると臓器不全に付随する痛み、神経系の痛み、骨の転移による痛みで激痛を伴います。

進行が早く、3~6か月で目まぐるしく状態が変化する可能性があります。

末期がんの患者さんを少しでも楽にさせるのが、「緩和ケア」です。
痛みの緩和としてモルヒネ投与があります。
積極的な治療はできませんが、緩和ケアによって自分らしさや尊厳を保ったまま死を迎えることができるようになりました。

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