自己肯定感が低い人こそ試すべき!ストレングスファインダーで自分の強みを見つける方法
こんにちは。ギャラップ社認定ストレングスファインダーコーチの加藤ヒロキです。
自己肯定感が低いと、何をしても自分に自信が持てず、気持ちが前向きにならないことが多くありませんか?
私も同じ経験をしてきましたし、ストレングスファインダーのコーチとして多くの方と接する中で、同じ悩みを抱える方にたくさん出会ってきました。
この記事では、私自身の経験と、自己肯定感が低い方にこそストレングスファインダーをオススメする理由について詳しくお伝えしていきます。
自己肯定感が低かった私の過去
私もかつて、自己肯定感が低かった時期がありました。
私は普段の人付き合いが苦手というわけではありませんが、大勢の人と会うとすぐに疲れてしまい、特に知らない人と出会うことがストレスになっていました。
例えば、大人数の集まりに出席すると、まるでバッテリーが一瞬で切れたようにエネルギーがなくなり、帰宅後には何もしたくない気持ちになっていました。
「どうしてこんなに疲れるんだろう」「他の人たちは楽しそうにしているのに、なぜ自分はそうなれないのだろう」と悩んでいたのです。
この自己肯定感の低さの背景には、私自身の自己理解がしっかりできていなかったんです。
私はストレングスファインダーを受ける前、自分が人との付き合いにあまり積極的でないことに対して、「もっと社交的にならなければいけない」と自分を責めていました。
しかし、ストレングスファインダーを受けた結果、私の最上位の資質は「内省」だと分かったのです。
「内省」という資質の特徴
「内省」とは、じっくりと考えることが好きな人に多く見られる資質です。
この資質を持つ人は、深く考えることや自己対話が得意で、一人の時間を好む傾向があります。
私はまさにこの「内省」の資質を持っており、一人で考える時間が必要なタイプでした。
そのため、大勢の人と会うことや、知らない人との出会いは、私にとってはエネルギーを消耗する原因となっていたのです。
私が人との関わりに対してストレスを感じやすかった理由は、「社交性が低い」という単純な話ではなく、実は「内省」という強みがうまく活かせていなかったことにあったのです。
自分の内省的な性質に気づいたことで、無理に人との交流を増やすのではなく、自分に合った形での人間関係の構築が必要だと感じました。
これに気づいたことで、自己肯定感が少しずつ回復し、より自然体で生活できるようになったのです。
クライアントの成功事例:共感性を強みに変えた一例
まず、「共感性」について簡単にご説明します。
共感性が高い人は、他者の感情を敏感に感じ取り、相手がどのような気持ちでいるのかを瞬時に察知する能力を持っています。
共感性の高い人は、相手の感情に寄り添い、自然とその人に対してサポートや配慮を行うことができるのです。
これは人間関係において大変重要な強みであり、信頼関係を築く力になります。
しかし、共感性が高いがゆえに、他人の感情に引きずられやすくなり、「自分が人に流されている」と感じたり、「感情が安定しない」といった悩みを抱えることもあります。
つまり、共感性を上手に活かせていない状態では、それが強みではなく弱みに感じられてしまうこともあるのです。
ここで、私がコーチングを通じて自己肯定感が向上したクライアントの事例を一つご紹介します。
彼女は「共感性」が非常に高く、感受性が豊かで人の気持ちに寄り添うことが得意な方でした。
しかし、彼女はその「共感性」を自分の強みだとは全く認識していませんでした。
むしろ、「自分は人に流されやすい」「感情の波が激しくて安定しない」と感じ、「もっと感情を安定させたい」という悩みを抱えていたのです。
彼女が自分の「共感性」を弱みだと捉え、自己肯定感を避けてしまう原因は、強みをうまく活かせていない状態にありました。
私は彼女に「あなたが感じているその不安定さは、共感性という強みがうまく使えていないからです」とお伝えし、「むしろ、あなたの共感性は他人の感情に敏感で、人が落ち込んでいることにもすぐ気づける素晴らしい能力です」と強みとして捉え直すサポートをさせていただきました。
このとき彼女は驚きつつも、「そういえば、確かに私は自然にできています」と答えてくれました。
彼女にとって当たり前だと思っていた行動こそが、他の人にとっては貴重な強みだったのです。
それに気づいてからは、彼女のコミュニケーション能力が向上し、職場での信頼関係も深まりました、と後でご報告してくださいました。
例えば、同僚が悩んでいることにいち早く気づき、適切にサポートすることで周囲の人間関係がより円滑になり、彼女自身の自信につながったそうです。
このように、彼女が「これが私の強みなんだ」と自覚できたことで、自己肯定感が高まり、結果的に仕事もプライベートもより充実したものになったのです。
ストレングスファインダーで気づいたこと
私自身の経験やクライアントの成功事例から言えることは、自己肯定感が低い方ほど自分の弱みにばかり意識が向いてしまい、自分の強みに気づけていないということです。
強みと弱みは表裏一体で、弱みに気づくということは、その裏側に強みが隠れているというサインでもあります。
彼女の共感性も、無意識に使えている強みであり、それを意識して活かせるようになってから、彼女は自信を取り戻しました。
ストレングスファインダーは、そうした隠れた強みを見つけ、それをどう活かしていくかを教えてくれるツールです。
私がクライアントに共感性の強みを伝えたように、ストレングスファインダーは、誰もが持っている強みを発見し、それを活かして生きるための道しるべとなります。
自己肯定感が低いということは、客観視できる力が高いということ
もう一つお伝えしたいのは、自己肯定感が低い方というのは、自分を客観的に見る力が非常に高いということです。
自分の弱みや足りない部分に気づけるというのは、それだけ自分をよく観察できている証拠です。
実はこれは大きな強みでもあります。
ただ、ここで重要なのは、その「客観視」から一歩進んで、自分の強みを見つけるためのコインを裏返す作業を行うことです。
自己肯定感が低い人は、客観視する力が高いがゆえに自分の弱みに気づけるのですが、その弱みの裏には必ず強みが隠れています。
それに気づければ、大きな成長のチャンスが訪れるのです。
ストレングスファインダーを通じて、自分の隠れた強みを知り、それをどう活かしていくかを考えることで、自己肯定感が大きく向上する可能性を秘めています。
ストレングスファインダーで新たな自分に出会う
ストレングスファインダーは、あなたの強みを明確にし、そこにフォーカスして生き方を見直すための素晴らしいツール。
これまで「自分には何も強みがない」と感じていた方でも、ストレングスファインダーを通じて自分の資質に気づき、自己肯定感を高めるきっかけを見つけることができます。
あなたには、もうすでに素晴らしい強みが備わっています。
ストレングスファインダーを通じてそれを発見し、もっと自分を好きになってみませんか?
詳しい自己紹介はこちらです。
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