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目に見えないサービスを提供している人こそ、マーケティングを学んだ方がいいよ。

こんにちは。サロンオーナー歴約11年、ひとりサロン集客の先生、加藤ヒロキです。

突然ですが、名古屋ってとってもビジネスが難しい土地柄なんだそうです。その理由はさまざまで、保守的、倹約的(ケチとも)、慎重、などなど、いろいろとあるそうで。

私はそんな名古屋で約11年ひとりでやってこれたのだから、ときどき、自分をよく頑張ったね、とほめてあげています。

さて、名古屋は特にその傾向が強いと言われているのが、

「目に見えないサービスを軽視しがち」という傾向

※名古屋に限ったことではなく、日本人にその傾向が強いのだそうですが、特に名古屋は…。

実際、セラピーの技術やマーケティングスキルも、目に見えないからなのか、軽視されることがよくあります。

昔は友人から「ちょっと私の姿勢が歪んでいるかどうかみてよ」「腰痛だから、ちょっとほぐしてくれない」と頼まれたりしたことは何度もあります。

最近だと、コンサルをしているので、「集客のアドバイスくれない?」と軽く頼まれることがあります。(※もちろん、タダで)もちろん、お断り。

だって、花屋に「花をタダでちょうだい」と言う人はいませんよね。魚屋さんに「魚をタダでちょうだい」とも言わないでしょう。大工さんにタダで家を建てともいわないですよね。

同じように、セラピーやマーケティングのスキルも専門的な技術であり、軽々しく扱われるべきではないと思うんです。それは、その人たちの仕事であり、生計を立てるための大切なスキルだから。

といっても、私自身も最初はマーケティングを「スキル」として認識していませんでした。サロンをオープンする前は、技術を磨きさえすればお客さんは自然と集まると思い込んでいました。

しかし、どんなに腕を上げてもお客様は増えませんでした。そんな中、マーケティングと出会いました。

改めて、マーケティングとは、自分のスキルを自分が届けたいお客様に気づいてもらい、購入してもらうためのスキルです。

マーケティングの重要性に気づいてから、私はたくさんのセミナーに通い、多くの本を読み、その知識を実践し行動に移しました。その結果、私のサロンの売上は飛躍的に伸びました。

コロナ禍で多くのサロンの売上が落ち込む中、私のサロンの売上は2倍になりました。税理士さんからも「加藤さん、一体何をされたらこんなに集客がうまくできるんですか?」と質問されたほどです。

何も特別なことをしていたわけではありません。学んだマーケティングスキルをしっかりと実践していっただけです。

多くのセラピストは真面目でしっかりと技術を学んでいますが、その技術を必要としているお客様に届け、知ってもらうためのスキルであるマーケティングを学んでいないのが現状です。

さて、そんなマーケティングというスキルを私は、現在、将来起業したい、という生徒さんや起業したばかりという生徒さんに伝えています。

でも、伝えていて困ってしまうのが、やっぱりマーケティングをスキルとみなしていない生徒さんが時々いること。

過去に、マーケティングを教えていると、「私は私らしくやりたいから、好きにさせてください!」と言われたこともありまして。

教えて欲しい、とお願いしてきたのは、あなたでしょ…と呆れてしまったことも。

セラピーの技術を学ぶときは、あれだけ一生懸命で素直な子だったのに・・なんでこんなにやさぐれちゃったの・・と母親のような気持ちになるのもしばしば。

冗談はさておき、でも実際、セラピーの技術だけはみなさん楽しく学ぶ姿勢を見せてくれるのですが、マーケティングになった途端、トーンダウンしてしまう生徒さんって多いんですよね。

そうした、生徒さんのモチベをあげて、結果につなげるのが私の役目。

とはいえ、こうした反応をみると、まだまだマーケティングがまだまだ日本に浸透していない証拠なんだろうな、と思ったりもします。

ある有名なマーケッターは日本の教育で金融教育を必須とするのであれば、同時にマーケティングも必須にするべきだ、という人もいます。

これは私も同意見でして、個人事業主関係なく、会社員にとっても、マーケティングは必須のスキルだと思うので、高校生ぐらいから習ったほうがいいと思うんですよね。

いつか、子どもの憧れの仕事に「マーケッター」がランキングされたら、日本は変わると思います。

さて、結論は、目に見えないサービスを提供している人こそ、同じく目に見えないマーケティングスキルを学ぶのは必須ですよ、というお話でした。

逆にいうと、というのも変ですが、マーケティングをしっかり学ぶことで、あなたのスキルで笑顔にできる人、役に立つことができる機会が増えるのですから、学ばない手はないかと。

というわけで、私は今後もマーケティングをわかりやすく楽しく学べる環境づくりに頑張ろうと思います。

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