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富士通クラウドテクノロジーズ(株)を卒業(退職)しました!

こんにちは、かとだいです。

2016年4月から(ニフティ時代も含む※)約5年半在籍した富士通クラウドテクノロジーズ株式会社(以下FJCTにします)を2021年9月末をもって退職することにしました。
※ニフティは2017年4月に分社し、toB事業はFJCTとなっています。

この5年半、FJCTでは本当に色々な経験をし成長できました。人生の節目になるので、自分の備忘も兼ねて振り返ります。

IT知識ほぼゼロだった新卒文系がIT企業でどう生き抜いたか(?)について、誰かの参考になれば嬉しいです。

1. 入社のきっかけ

大学では、経済学部で国際金融を学んでいて、ITなど最初は全くの無知識でした。
しかし、「金融面白くなさそう。。」と思ってしまい、いつしか「新しいことをしたい!」「IT面白そう!!」と思い、徐々に情報収集を始めていました。

そんな時、ある教育プログラムの一環でサンフランシスコのRocket Space(UBERやAirbnbが入っていたコワーキングスペース)にお邪魔させて頂く機会がありました。

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そこに常駐していたニフティ社員の方の活動を見て、「かっこいい」「自分も最先端なことに触れたい(小並感)」と思ってニフティに興味をもったのがきっかけでした。

2. 1~2年目前半:苦悩

そんなこんなで、ニフティに入社。最先端なことをしたいと言い続け、企業のIoT・データ活用を支援する部隊に配属されました。
ここから苦悩します。
詳しいことは名言しませんが、今振り返ると何をやっても中途半端。先輩からはこう言われていました。

「加藤って(たぶん悪い意味で)全部そつないよね。」
「加藤に仕事頼むと2/3はパーになる。」
「加藤って語彙力ないよね。本読め本。」

(実際、一言一句こう言われてはいませんw 自分の捉え方です。皆さん優しい方ばかりです、ほんとに。)

正直、どうすればいいのかわからず、めちゃくちゃ悔しかったのを覚えています。
(こんな時の自分を見捨てず、忙しい中指導下さった上司・先輩には本当に感謝しています。してもしきれません。)

3. 2年目前半~5年目:転機と成長

そんな中、転機がきます。自分と同い年のデータサイエンティスト(以下Yさん)がアルバイトとして入ってきました。そもそもの技術力もさることながら、"自分の知識で誰かを喜ばせる力""仕事を楽しむ力"が段違いでした。本人には言ったことありませんでしたが、かなり影響を受けたのを今でも覚えています。

多分それからです、自分のプライベートの時間を使って(本格的に)読書や勉強をするようになったのは。

(当時のAI導入本といったら下記。この分野おもしろ〜〜〜と思ったのを覚えています。)

日々、インプットとアウトプットを繰り返し、学んだ知識をすぐにお客様や周りの人に共有し、自分なりの伝え方を習得していきました。

それが とっても楽しいんです。 

そしたら徐々に仕事もうまくいき始め、社内外問わず、少しずつ信頼を獲得できるようになっていきました。

(FJCTで私がどんなお仕事をしてきたかについては、こちらのブログをご覧ください!)

退職のご挨拶でたくさんにお客様に感謝の言葉を貰ったのがとても励みになっています。これからも精進し続けますので、何卒よろしくお願いします!

おまけ

退職ご挨拶の返信で、あるお客様からこんなお言葉を頂きました。(意訳)

「Yさんの力を最大限発揮できるのは、加藤さんだけだなって思いました!また必ずお仕事ご一緒しましょう!」

プロジェクトの推進役、ディレクターの冥利に尽きます。。ありがとうございます!

4. FJCTで学んだ3つのこと

思い出話を長々としてしまいましたので、ここからは私がFJCTで学んだ今後も役立つであろう普遍的なスキルについて3つ紹介します。

① "やり切る力"
まずは、"やり切る力"。これは日々お客様と向き合う中で学んだスキルです。正直、多い時には10個くらい同時にプロジェクトを回していたときがありました。(汗)
それでも限られた中でどうアウトプットを出せば満足頂けるか、それだけを考えて行動すると、なんとかなるものです。上手く体系化できていないスキルで申し訳ないですが、これが一番学んでよかったなと思っています。

② "伝える力"
情報や知識の伝え方、これは書籍でもいろいろ方法論がありますが、私は事前準備が9割ということを学びました。
相手が何を望んでいるのか、前提知識はどれくらいか、をしっかり認識し、アウトプット方法(パワポ?Word?)から口調まで準備する。相手に伝わらない場合は、ただの準備不足。どういう準備をすればよかったか都度振り返ります。このサイクルで"伝える力"を鍛えられた気がします。
この伝え力についてはLINEの青田努さんがご紹介されていた以下の表にわかりやすく体系化されています。

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③ "楽しむ力"
これは前述のYさんからも学びましたし、上司からも学びました。誤解を恐れずにいうと、仕事の趣味化です。(注:あくまで個人的な見解です。仕事の趣味化を強制される場では断じてありませんのでご安心を。)
数ある趣味の中に仕事がある、みたいなイメージ。「好きこそ物の上手なれ」とは良く言ったもので、身を持って体感しています。これがあると自ずと"伝え力"も強化される気がします。

5.なぜFJCTを卒業するのか?

前提として、私はFJCTに一切の不満はありません。働く上で最高の職場です。ただ、自分の能力をもっと違う形で生かしたい、そう思って卒業を決意しました。

今の時代、退職がネガティブなんて古いと思っています。むしろ1つの会社で井の中の蛙になってしまうが危険。(ピーターの法則とかもありますし、、)自分の学んだスキルは他でも通用するのか、挑戦したくなりました。

また、自分の今の能力外でやりたいこともあります。それは0から事業を作ること。そのためには、自分の能力を発揮しつつ、それができる土壌に行きたい。そう思いました。

※ 繰り返しになりますが、FJCTは忖度なく本当に良い会社です。決断にとても時間がかかりましたし、決断後も転職までは引き継ぎのため、長い期間を次の会社には待ってもらいました。本当にありがとうございます。

6.これからどうするのか?

次は10/1付けでDeNAに入社します!前述しましたが、自分のデータサイエンスやAI領域のディレクションスキルを活かしつつ、やりたい事業創出についても学べるピッタリの場だと思っています。
今からワクワクが止まりませんが、この気持ちは入社後3ヶ月くらいしたら、その時の気持ちと一緒にnoteに記そうと思います。

長々と近況報告失礼しました。今後ともかとだいをよろしくお願いいたします!

7.最後に

何度でも言いますが、FJCTには感謝しかありません。感謝しきれないくらい良き会社です。
前述した私の学びはもちろん、AIプロジェクトの推進スキルが実経験として身につきます。私は去る身ではありますが、ご興味ある方はぜひ採用ページを覗いてみてください!私宛にDMでも大丈夫です!

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