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いわゆる出戻りです

ふりだしに戻る

私は、一度は違うことをしようと教員を辞め、
結局また教員をやっている、
いわゆる出戻りです。
前は私立高校。
1年間のんびりして、
今は公立小学校。
違いは色々とありますが、教員であることは間違いありません。
このことについては、賛否両論ある(たぶん否の方が多いと思います)と思います。
なので、自分が教員をしていることを否定的に思う方もいるだろうなと、
そのことを少しだけ気にしながらやっています。

役立たずかも…

4月から小学校に勤め、何とか1か月が過ぎました。
高校、しかも私立しか経験がない私にとって、
この1か月間はカルチャーショックの連続でした。
担任の先生の補欠(代行)にも入りましたが、
支援員の先生のお力がなければ、
どうなっていたか分かりません。
その支援員の先生は、お姉さんが高校の先生をしていて、
姉と学校のことを話していても全く分からない、
とおっしゃっていました。
同じ先生でもこんなに違うんですね、と言われ、
本当にそうだなと痛感しました。
SNSで、
高校の先生が小学校に勤めても、全く役に立たない
という言葉を目にしました。
その通りかもなあ、と思います。
逆に、小学校の先生が高校に勤めたら、とも考えますが、
そもそも望んでそうする人もいないか、と思います。

思うこと

私は学年付ではありますが、
担任はなく、その点では担任の先生よりも余裕があります。
また、前の学校では学年主任を務めたこともあり、
担任の先生の大変さはよく分かっているつもりです。
なので、担任の先生のサポートはできる限りしたいと考えています。
その一方で、
あまり手を出しすぎるのも担任の先生がやりにくくなるのでは、
とも考えてしまいます。
担任の先生の手が足りないところを見極めることが大切かな
と思っています。
漢字や計算の宿題の丸つけは、
代わりにやれば担任の先生の仕事は減ります。
でも結局、どれぐらいできたかを見るためには点検が必要です。
自分が担任をしていたときは、
生徒の宿題やノートを見ることは、手間と時間はかかりますが、
それはそれで生徒のことを知る手がかりにもなるので、
楽しんでやっていた気がします。
違う言い方をすれば、
そこは人の手には委ねたくない、という思いを持っていました。
そのあたりの見極めや勘に、この1年間のブランクがどう影響しているか、
そんなことも考えながら、
少しでもお役に立てるようにやっていこうと思います。

皆さんのご意見をお聞かせください

高校しか経験のない者は、
小学校では役立たずであり、敵意の対象なのか。
小学校での担任の先生のサポートはどうすべきなのか。
そのあたりについて先生方のご意見をうかがいたいところです。
辛辣なものから温かいものまで、
皆さんと共有しながら、
そして自分の力に変えながら、
とにかく今年1年間は、
役立たずの自分が少しでも役に立てるよう
できることをしっかりとやっていこうと思います。

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