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上司に期待しすぎない。上司は上司。先生でも親でもない。

いつもお世話になっております。
公務員歴13年目のKatoです。
いつも仕事をサボりながら、毎月お給料をもらっています。

『上司が仕事を教えてくれない』
『上司の指示があいまいで分からない』
『なにもしていないのに上司が急に不機嫌になった』

あなたは今、上司に対してこんな意見をもっていませんか?
もしそうだとしたら、あなたは上司に期待しすぎです。
今すぐに考え方を変えましょう。

上司はあなたの先生じゃない

あなたの職場には、あなたの先生はいません。
あなたの上司は、あなたの先生ではありません。
あなたに仕事を教えることだけが、上司の仕事ではありません。

これが、学校と職場とで大きく違うところです。

学校の先生は、生徒に教えることだけが仕事です。
だから、懇切丁寧に、生徒に勉強を教えてくれます。
生活指導や進路指導も積極的に行います。

なぜなら、それが仕事だからです。

先生は『教えること』が仕事なので、大学生のころから『教えること』の勉強をしているし、社会人になってからも研修等で『教えること』の自己研鑽に励んでいます(もちろん、個人差はあります。)。

つまり先生は『教えること』の専門職なんですね。

でも上司は違います。
上司は『教えること』の専門職ではありません。

上司にとって、部下に仕事を教えることは、たくさんある業務の一部です。
なので、片手間になることもあるし、たまに忘れてしまうこともあります。

もちろんそれは良いことではありません。
でも、上司とはそんなもんなので、期待するだけムダです。

上司はあなたの親じゃない

また、当然ですが、上司はあなたの親ではありません。
他人です。

あなたの親は、あなたの将来を心配してくれます。

でも上司は違います。
あなたの将来なんて、上司には関係ありません。

上司が心配しているのは、部下のせいで仕事がまわらなくなることだけです。

上司に相談して解決するのは、目の前の仕事の悩みだけです。
それ以外のことは、上司に相談するだけムダです。

上司とは?

それでは、上司っていったい何なのでしょうか。

公務員に限定した話であれば、上司とは『仕事の経験年数が多い人』です。

公務員は年功序列なので、経験年数さえ増えれば、勝手に誰でも役職が上がります。
あなたも十数年後には必ず上司になります。
それが公務員の良いところでもあり、悪いところでもあります。

『誰でも上司になれるなんておかしい!』
『上司には、適正のある人が沢山マネジメントの勉強をして、必要な試験を突破してなるべきだ!!』
『出世について、公務員の制度改革をすべきだ!!!』
あなたは今、そんなふうに思っているかもしれません。

でも、あなたが今の公務員の制度を批判しても、どうせ何も変わりません。

歴史と伝統のある制度を変えるには、それ相応の準備と根回しと根拠とその他もろもろエトセトラが必要です。

もちろん、それをやりきるだけのエネルギーがある人は、公務員の制度改革をやってもいいと思います。
でも、普通の人は、そんな大変なこと、とてもやってられませんよね

なので私たちは、現在の制度を上手く活用するしかありません。

上司に期待しすぎない

まず大前提として、上司との関係で一番重要なことは、上司に期待しすぎないことです。

もし『この上司は役に立たないな』と思ったら、その上司はずっとそのままです。
『もしかしたら、明日は役に立つ上司に変わってるかも?』なんて期待してはいけません。
役に立たない上司は一生役に立たない上司のままです。

あなたにできることは、その上司が異動するのを待つか、いち早く自分が異動するように努力することだけです。

公務員の良いところは、定期的に異動があるところです。
どんなに長くても、同じ上司と3年以上も一緒に仕事をすることは、まずありません。

また、今すぐにいまの上司と離れたいと思ったら、病気休暇を取得するのも手です。
部下が病気休暇を取得すると、上司の評価も悪くなるので、あなたにとってメリットしかありません。

病気休暇を取得したからといって、あなたの評価はそんなに下がるものでもないし、年数が経過すれば、誰でも上司になれるのが公務員です。

気楽にのほほんと、長い公務員人生を渡り歩きましょう。

ということで今回は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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