演劇集団ふらっと

広島、愛媛、山口のメンバーで活動する劇団。 誰もが気楽に「ふらっと」参加し、体験できる…

演劇集団ふらっと

広島、愛媛、山口のメンバーで活動する劇団。 誰もが気楽に「ふらっと」参加し、体験できる舞台を作ります。 公演のお知らせや活動の様子を載せていきます。 朗読を、お芝居を。

最近の記事

いつまでも慣れない

最近、出演者の子どもたちが稽古場にいる。私はそれがとても嬉しい。 たとえば稽古中に、子どもたちが泣こうが騒ごうが何か食べてようが私はかまわないと思っているし、今までもこれからも、そうなったら必ず誰かがかわりばんこに面倒を見てきた。 今日、出演者の田村れん太さんが娘さんを連れてきた。せっかくだからと読んでもらったんだけど、長い稽古時間本当によく取り組んでくれたと思う。ちなみに、子どもの体験記は、同じ子どもが読むのが私は一番好きだ。子どもたちが考えて、子どもの身体から発せられる

    • 第1稿できました!

      5月4日の稽古は、公民館がお休みのためメンバーの自宅に集まっての稽古でした。 そして! 今日はできたての台本のお披露目でした。 今年も演出・構成の梅屋の労作です。 各自で黙読、演出からの解説の後 いよいよ試読。 今回は、今まであまり光を当てられてこなかった、生き残った人々の原爆後の記録を通して、新しい側面からヒロシマに「出会い直して」いきます。 決して楽しい話ではなく、読んでいて苦しくなることも多々。 だからこそ、その心のゆらぎを大切に、痛みに寄り添って読んでいきたいと

      • 4月13日の稽古場から

        先週土曜日(4/13)は3人の役者と演出で原民喜の「砂漠の花」を稽古しました。 (最近の稽古場はこれに加えて1歳児もうろちょろしています 笑) いつもの稽古では一人が朗読した直後に演出と他のメンバーがコメントするという流れを人数分繰り返すのですが、今回は途中コメントを挟まず全メンバーが続けて朗読するという流れを演出の指示で取りました。 なぜこの流れをとったかというと、メンバーそれぞれのオリジナルの朗読を重視したかったからとのこと。他のメンバーの朗読に影響受ける前の、各自の感

        • 『声でつなぐ祈り』基礎レッスンの大切さ

          4月4日(木)19時〜 今夏の「声でつなぐ祈り」稽古でした。 ふらっとでは公演稽古開始に先立って、ゲストも団員も一緒に数ヶ月間の基礎レッスンを行います。 今回はその基礎レッスン。 19時〜都合の合う出演者がzoomに集い、 ●基本の呼吸 ●自分/表現者としての自分、それぞれの良さを語る ●原民喜『文体について』(4月の課題)についてディスカッション …をしました。 呼吸をコントロールすること、自他を認めて言語化すること、作品の理解、どれも大切な基礎力。 8月の公演に向け

        いつまでも慣れない

          お客様へ:ご来場前にご確認いただきたい5つのお知らせ

          いよいよ今週末に迫って参りました演劇集団ふらっと第5回本公演「宮沢賢治からの招待状 セロ弾きのゴーシュ」。 ご予約いただいたお客様、本当に、本当にありがとうございます!!! 今回の会場が一般的な舞台用ホールではないため、ご来場にあたってお客様にあらかじめご確認いただきたいお知らせが5つございます。 以下、見出しだけでもご確認いただけましたら幸いです。 ①お手洗いはご来場前に済ませておくと安心 会場内のお手洗いは1つしかございません。また、いったん開演すると第2部の終演

          お客様へ:ご来場前にご確認いただきたい5つのお知らせ

          「朗読」と「演劇」の違いー初参加スタッフの感想より

          いよいよ次の週末に本番が迫ってまいりました「宮沢賢治から招待状 セロ弾きのゴーシュ」。 本作で初めて演劇集団ふらっとの制作部に参加してくださっている、INAGO-DXの宮川愉可さんが、ふらっとの稽古に参加した感想をこのたび書いてくださいました。 演劇の制作スタッフとして豊富な経験をもつ宮川さんには本当に助けられており、ふらっと一同心から感謝しています。 そんな宮川さん、朗読の稽古場に参加されるのは初めてだったようで、色々と新鮮だったようです。 (宮川さんの文はここから▼

          「朗読」と「演劇」の違いー初参加スタッフの感想より

          出演するピアニストのご紹介♪

          12月10日(土)、11日(日)の公演は朗読劇とピアノ、コントラバスの生演奏のコラボレーションとなっております。 プロのミュージシャンの方との共演に朗読キャスト・スタッフ一同とってもワクワクしています♪ 今回はピアノを演奏してくださるピアニスト・藤田まゆみさんをご紹介します。 *藤田まゆみさんプロフィール 岡山県出身。6歳よりクラシックピアノを始める。 高校卒業後上京、ルーツ音楽院にてジャズ理論&アンサンブルについて学ぶ。 帰郷後「マユミジャズカルテット」を結成。地元中

          出演するピアニストのご紹介♪

          キャスト紹介⑥キャサリン

          12月10日(土)、11日(日)の演劇集団ふらっと第5回本公演「宮沢賢治からの招待状 セロ弾きのゴーシュ」に出演する朗読キャスト紹介、ラストを飾るのはキャサリン(演劇集団ふらっと)です。 我らがキャサリンは、朗読を始めて7〜8年くらいでしょうか。 最初はスタッフとして劇団に関わり始めましたが、次第に朗読の世界に魅せられ、役者として舞台に上がるようになりました。 (スタッフワークも継続しておりまして、事務局長として会計を握り、稽古場の管理も担っております。) コロナ禍で制

          キャスト紹介⑥キャサリン

          キャスト紹介⑤三浦雨々さん

          12月10日(土)、11日(日)の演劇集団ふらっと第5回本公演「宮沢賢治からの招待状 セロ弾きのゴーシュ」に出演する朗読キャスト紹介5人目は、たぬき役の三浦雨々さん(オナゴDX)です。 雨々さんも劇団前身の「朗読劇少年口伝隊一九四五」実行委員会時代から関わってくださっている役者さんで、劇団外では一番早くから協力してくださっています。コロナ禍でリアル公演ができなかった期間も、オンライン朗読会に出演してくださいました。 抜群の安定感と表現力が魅力の雨々さんの朗読。ふらっとのメ

          キャスト紹介⑤三浦雨々さん

          キャスト紹介④井上多美子さん

          12月10日(土)、11日(日)の演劇集団ふらっと第5回本公演「宮沢賢治からの招待状 セロ弾きのゴーシュ」に出演する朗読キャスト紹介4人目は、ねずみ役の井上多美子さん(演劇企画室ベクトル)です。 役者でありダンサーでもあり、制作スタッフとしてもしっかり仕事をされる井上さん。何をやるにしても細かいところまで目がいきとどく優れた方で、稽古場の要としてもう本当に頼りになる存在です(井上さん、いつもありがとうございます)。 実はふらっととのつながりはもう10年以上。劇団前身の「朗

          キャスト紹介④井上多美子さん

          キャスト紹介③武田宜裕さん

          12月10日(土)、11日(日)の演劇集団ふらっと第5回本公演「宮沢賢治からの招待状 セロ弾きのゴーシュ」に出演する朗読キャスト紹介3人目は、カッコウ役の武田宜裕さん(INAGO-DX)です。 「普遍的な人生のテーマをバカバカしくファンタジックに描き出す」をモットーに活動する広島の劇団INAGO-DX(イナゴデラックス)。武田さんはその主宰/演出家/脚本家/俳優+自治体職員として超多忙な日々を送っておられます。 なんでも常に2〜3作品は関わっておられるとか…セリフはお昼休み

          キャスト紹介③武田宜裕さん

          キャスト紹介②梅原拓也さん

          12月10日(土)、11日(日)の演劇集団ふらっと第5回本公演「宮沢賢治からの招待状 セロ弾きのゴーシュ」に出演する朗読キャスト紹介2人目は、猫役の梅原拓也さんです。 このたび、ものすごく久しぶりに舞台に出演されるという梅原さんですが、ブランクを感じさせない鋭い感性が光っています。ひょうひょうとしていながら、時折発する本質をついたコメントが稽古場をいい方向に導いてくれます。 朗読キャストへの質問 Q.「セロ弾きのゴーシュ」はどんなところが面白い? 意外とゴーシュが性格悪い

          キャスト紹介②梅原拓也さん

          キャスト紹介①後白早智子さん

          12月10日(土)、11日(日)の演劇集団ふらっと第5回本公演「宮沢賢治からの招待状 セロ弾きのゴーシュ」に出演する朗読キャストをご紹介いたします! 朗読キャストのみなさんには、「セロ弾きのゴーシュ」にまつわる質問に答えていただきました。それぞれの回答から個性が滲み出ていて、面白いですよ〜。 まずご紹介するのは、主人公・ゴーシュ役の後白早智子さん(Reading Notte)です。ここ数年、絶えずさまざまな作品に出演し続け、広島の演劇界に欠かせない存在になっている後白さん

          キャスト紹介①後白早智子さん

          会場・浜松ピアノ社について

          12月10日(土)、11日(日)に開催する演劇集団ふらっと第5回本公演「宮沢賢治から招待状 セロ弾きのゴーシュ」の会場・浜松ピアノ社さんは、本通電停から徒歩4〜5分のところにあります。 初めて来場される方のために、本通電停から浜松ピアノ社までの案内動画を作成しましたので、どうぞご覧ください。猫のキャサリンが案内します。(動画のBGMは、今回出演くださるベーシスト・岩﨑悠太さん作曲の「Home」です。) 浜松ピアノ社さんは昭和30年(1955年)に創業された広島の老舗ピアノ

          会場・浜松ピアノ社について

          演劇集団ふらっとイメージ動画

          演劇集団ふらっとメンバーの新しい名刺を作ってくださったクリエイター・吉田菊美さんが、劇団のイメージ動画も作ってくださいました! 劇団チャンネルで公開中です。 動画の冒頭の水彩画は私たちの名刺のデザインにもなっています。 いろんな色で読めるようになりたいという私たちの目標と、 私たちが拠点を置く広島の街=川の街を融合させたものです。 ちなみに、本物の名刺では、劇団のロゴは箔押し加工になっています。 あまりに素敵な名刺ができたので、この名刺に似合うように頑張ろうと思った私

          演劇集団ふらっとイメージ動画

          出演するベーシストのご紹介

          12月10日(土)、11日(日)の公演は朗読劇とピアノ、コントラバスの生演奏のコラボレーションとなっております。 プロのミュージシャンの方との共演に朗読キャスト・スタッフともに今からワクワクしています♪ 今回はコントラバスを演奏してくださるベーシスト・岩﨑悠太さんをご紹介します。 *岩﨑悠太さんプロフィール 愛媛県出身。兵庫県立大学環境人間学部卒業。 地元で就職し演奏活動をしていたが、音楽に向き合うため東京で活動を始める。横浜の若手ミュージシャン団体に所属するなど、さま

          出演するベーシストのご紹介