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歌詞語彙辞典 #19

『昇れる太陽』

●カウント数 1174
●最多出現ワード

★1位 「俺/オレ」 合計 32カウント
・「俺の」8カウント/「オレの」3カウント
・「俺は」5カウント
・「俺に」「俺を」各3カウント
・「俺」「オレ」各1カウント/「俺が」「俺も」各2カウント
・「俺たち」「俺たちと」「俺たちは」「俺たちを」各1カウント

★2位 「光」 合計17カウント
・「光の」5カウント
・「光る」3カウント
・「光」「光を」各2カウント
・「光が」「光と」「光は」「光よ、」「光より」各1カウント

★3位 「見」 合計14カウント
・「見上げれば」「見ても」各3カウント
・「見上げた」「見失わない」「見た」「見つけた」「見て」「見てないぜ」「見る」「見ろよ」各1カウント

★4位 「風」 合計13カウント
・「風が」3カウント
・「風の」3カウント/「風ん」1カウント
・「風と」「風に」各2カウント
・「風」「風を」各1カウント

★4位 「心」 合計13カウント
・「心」8カウント
・「心の」3カウント
・「心と」「心に」各1カウント

★6位 「時/とき」 合計12カウント
・「時は」3カウント
・「ときは」「時」「時の」各2カウント
・「ときを」「時を」各1カウント
・「時に」1カウント

★6位 「流れ」 合計12カウント
・「流して」「流れて」「流れてく」「流れを!」各2カウント
・「流す」「流れて行く」「流れてる」「流れゆく」各1カウント

★8位 「ああ」 合計11カウント

★8位 「行く/ゆく」 合計11カウント
・「行く」4カウント
・「行き場」「行き場の」「行き交う」「行き過ぎた」「行くぜ」「ゆけば」「行こう?」各1カウント

★10位 「明日」 合計10カウント
・「明日は」3カウント
 ※「あしたは」2カウント/「あすは」1カウント
・「明日へ」2カウント
 ※「あしたへ」「あすへ」各1カウント
・「明日」2カウント ※以下すべて「あした」
・「明日の」「明日へと」「明日も」各1カウント

★10位 「太陽」 合計10カウント
・「太陽」9カウント
・「太陽が」1カウント

★10位 「街/町」 合計10カウント
・「街」2カウント/「町」各1カウント
・「街の」3カウント
・「街に」2カウント
・「街で」「町は」各1カウント

その後に
・9カウント 「君/キミ」
 内訳
 ・「キミと」2カウント/「君と」1カウント
 ・「キミを」2カウント/「君を」1カウント
 ・「君が」「君に」「君の」各1カウント

・8カウント 「この」

・8カウント 「感じる」「今日」「遠い」「夢」
 各内訳
 ・「感じる」3カウント
 ・「感じた」2カウント
 ・「感じて」「感じていた」「感じてる」各1カウント

 ・「今日も」4カウント/「「今日も」1カウント
 ・「今日は」2カウント
 ・「今日」1カウント

 ・「遠い」3カウント
 ・「遠すぎて」「遠回り」各2カウント
 ・「遠くの」1カウント

 ・「夢」6カウント
 ・「夢や」「夢を」各1カウント

・7カウント 「今」

・7カウント 「花」「道」
 各内訳
 ・「花」「花」各2カウント
 ・「花か?」「花さ」「花は」各1カウント

 ・「道」4カウント
 ・「道を」3カウント


・6カウント 「life」

・6カウント 「生きる」「彩る」「輝き」「昨日」「空」「高い」「胸」「もう」「ように」
 各内訳
 ・「生きていく」「生きて行く」各1カウント
 ・「生きていこう」「生きてた」「生きられたら」「生きられりゃあ」各1カウント

 ・「彩る」3カウント
 ・「彩って」「彩っている」「彩るぜ」各1カウント

 ・「輝く」4カウント
 ・「輝き」「輝きを」各1カウント

 ・「昨日」「昨日を」各2カウント
 ・「昨日の」「昨日は」各1カウント

 ・「空」4カウント
 ・「空!」」「空に」各1カウント

 ・「高く」4カウント
 ・「高い」「高鳴る」各1カウント

 ・「胸には」2カウント
 ・「胸」「胸に」「胸の」「胸を」各1カウント


●一人称:俺/オレ/俺たち
●二人称:キミ/君/おまえ/ユー
●三人称:あいつ/彼氏
●その他の気づきポイント
・漢字ひらがなカタカナ英語問題、同音異議字問題
  明日:読み「あした」「あす」
  言えると言うの?/だよ」っていえたら
  思い/想い
  Alright/オーライ
  街/町
  行く/ゆく

 1曲中の漢字ひらがな問題、同音異議字問題
  俺たち/「オレ (“ハナウタ~遠い昔からの物語~”)
  時/とき (“あの風のように”)
  目醒める/目覚める (“ネヴァーエンディングストーリー”)


前作で、Johnnyは一人称が自虐的に形を変えたものとも考えられる、と記したが、“ジョニーの彷徨” のジョニーは心の中に棲むもう一人の自分。対話を続けてきた相手がはっきりとした輪郭を現わし、同時に二人称も、具体的な誰かというよりも前進ベクトルの伴走者としての役割が明確になってくる。

このアルバムで、現在まで貫かれる信念がはっきりと行き先を見定める。

16th『風』で

 あと百年を生き長らえても
 今のこのオレを抜けられやしまい
 あと五分しか生きられぬのなら
 今のこのオレをこえられるというの

と自問自答し、

17th『町を見下ろす丘』で

 何と戦ひ、何を求めて生きて来たのかさへ もう忘れてしまった。
 もういいや、いまはもうそんなこと。
 なんてな、いまはいいや、もうそんなこと。

と、見つからない答えを追い続けることをやめる。
百年あっても足りゃしない、五分しかないとしても変わりゃしない。この答えの出ない人生の大命題とは、この19thアルバムで訣別するのだ。

 使いふるし擦り切れてる 昔なじみの悩み事
 放っておけよ 新しい太陽が昇り来るぜ

現在に至るレジリエンス全開の楽曲たち、そしてソロ楽曲 “昇る太陽” にもつながる象徴的なフレーズ。いくら問うても考えても、答えは見つからない。そんな悩みは後ろにうち捨てて、光と風と共に時の流れを渡ってゆく姿が見えるような上位ラインナップ。
《昇れる太陽》の光で《俺》は生まれ変わる。

長い模索の末に行き着いたのは、
 生きる、それが答えだ。




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