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歌詞語彙辞典 #20

『悪魔のささやき〜そして心に火を灯す旅〜』

●カウント数 1174

●最多出現ワード
★1位 「俺/オレ」 合計 55カウント

・「俺の」19カウント
・「俺は」12カウント
・「俺」7カウント
・「俺を」6カウント
・「俺に」5カウント
・「俺が」4カウント
・「俺と」「俺よを」各1カウント


★2位
 「心」 合計25カウント
・「心」7カウント
・「心に」6カウント
・「心で」「心の」各3カウント
・「心が」「心は」各2カウント
・「心には」「心を」各1カウント


★3位
 「空」 合計19カウント
・「空」6カウント
・「空に」「空の」各4カウント
・「空が」2カウント
・「空には」「空へ」「空よ」各1カウント

★3位 「街/町」 合計19カウント
・「街の」2カウント/「都会(まち)の」1カウント/「町の」1カウント
・「街」3カウント
・「街は」2カウント/「町は」1カウント
・「街が」「町に」「都会(まち)を」各2カウント
・「街中」「街中を」「町中で」各1カウント


★5位 「今」 合計18カウント
・「今」「今が」各6カウント
・「今の」「今を」各3カウント

★5位 「行く」 合計18カウント
・「行く」4カウント
・「行け!」3カウント/「ゆけ」1カウント
・「行き交う」3カウント
・「行くぜ」2カウント
・「行こう!」1カウント/「行こう」1カウント
・「行っても」「行くの」「行くのさ」各1カウント


★7位 「歩く」 合計16カウント
・「歩く」8カウント
・「歩め」「歩いてゆく」各2カウント
・「歩む」「歩めば」「歩いた」「歩いて行くぜ」各1カウント

★7位 「思い」 合計16カウント
・「思い」5カウント
・「思い出」4カウント
・「思いよ」2カウント
・「思い込みさ」「思い出が」「思い出たちと」「思い出に」「思い出の」各1カウント


★9位 「明日」 合計12カウント
・「明日へ」3カウント
・「明日を」3カウント
 ※「あしたを」2カウント/「あすを」1カウント
・「明日の」2カウント
・「明日」「明日が」「明日への」各1カウント
 ※「明日への」は読み「あすへの」


★10位 「風」 合計11カウント
・「風に」5カウント
・「風が」4カウント
・「風」2カウント

★10位 「旅」 合計11カウント
・「旅に」3カウント
・「旅さ」「旅路さ」2カウント
・「旅して」「旅路へ」「旅の」「旅へ」各1カウント

★10位 「揺れる」 合計11カウント
・「揺れる」5カウント
・「揺れてる」2カウント/「ゆれてる」1カウント
・「揺らして」「揺らめく」「揺れる」各1カウント


その後に
・10カウント 「今日」「光」「毎日」
 内訳
 ・「今日」5カウント
 ・「今日も」2カウント
 ・「今日の」「今日へ」「今日を」各1カウント

 ・「光」7カウント
 ・「光と」「光に」「光る」各1カウント

 ・「毎日」5カウント
 ・「毎日に」3カウント
 ・「毎日は」「毎日を」各1カウント

・10カウント 「この」

・9カウント 「baby」「いつか」「全て」「見る」「夕暮れ」「夢」
 各内訳
 ・「baby」7カウント/「Baby」2カウント

 ・「いつか」7カウント
 ・「「いつかな」」「いつかの」各1カウント

 ・「すべて」2カウント/「全て」1カウント
 ・「全てが」2カウント/「すべてが」1カウント
 ・「全てさ」「すべてだ」「全てを」各1カウント

 ・「見ててくれ!」2カウント
 ・「見つめる」「見て」「見てきた」「見てくれよ」「見ても」「見てる」「見るよ」各1カウント

 ・「夢」6カウント
 ・「夢の」「夢も」「夢を」各1カウント

・8カウント 「あの」「から」「太陽」

・7カウント 「道」「夜」
 各内訳
 ・「道」4カウント
 ・「道標かい?」「道で」「道の」各1カウント

 ・「夜の」5カウント
 ・「夜」「夜に」各1カウント

・7カウント 「moonlight」

●一人称:俺/「私
●二人称:お前/おまえ/君/あなた
●三人称:彼女
●その他の気づきポイント
・漢字ひらがなカタカナ英語問題、同音異議字問題
  うつす/映して
  ささやき/囁く 
  全て/すべて
  ひとりの/一人の
  街/町
  ムーンライト/moonlight

  永遠:読み「えいえん」「とわ」

・1曲中の漢字ひらがな問題、読みかた問題
  明日は(あしたは)/明日を(あすを)(“moonlight magic”)
  揺れる/ゆれてる(“夜の道”)


アルバムタイトルから連想されるような不気味さや闇夜の陰鬱さはまったくなく、開放感あふれる語彙が並ぶ。
明らかな一人称は「俺」のみ。カタカナもなければ複数形もない、一文字の漢字のみ。
つまり、このアルバムでまた己との対話をしているわけだが、もう深く潜っていくことはしない。そう、“脱コミュニケーション”。心は、風に乗って、果てしない夕暮れの空をどこまでも高く舞い上がる。
だから、たとえ悪魔が目の前に現れたとしても、闇に引きずり込まれることなんてない。
1曲目の “moon light magic” では

「息をひそめ連れ去ってよ
 過去も未来も無い世界へ
 生きてる今のすべてが感じられる場所」

と願い、ラストの ”悪魔メフィスト” では

 悪魔メフィストフェレス
 どっかにいるのなら
 俺をこの世から連れ去って見せてくれ

と何ひとつ臆せずしっかりと向き合い、己について語りながら、道連れにさえしてしまうのだ。

前作で得た人生の理念を胸に抱いている限り、暗い夜の闇の先には明日の太陽が間違いなくあることを信じて、その光をしっかりと見つめて、力強く歩み出すことができる。

それがすなわち、心に火を灯す旅なのだ。



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