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京の詩写暦 2023年7月


波にかき消された
君の声が
忘れられないまま

僕だけ戻ってきた

あの波の場所に
忘れられない

そんな情けない僕が
君は嫌気がさしたのだと

波を聞いて浮かび上がって
僕の心に打ち付ける

波よ
そのまま心にいる弱い僕も
さらってくれないか?

そうすれば君に

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