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お金の勉強 「固定費」を下げて、貯蓄を増やそう!

昔、アパレル関係のアルバイトをしていたときに店長に呼ばれ、「ろんくん!おめでとう!あなたの個人売り上げの成績がとってもよかったから会社に評価されて、時給がアップするよ!」と言われて、ドキドキしました。いくらかな?と思っていたら「10円上がるよ!おめでとう!」と言われました。今になって、その大きさはよくわかるのですが、大学生時代の私は内心「え!?10円だけ!?」と思ってしまいました。


 家庭科の授業でもよく話すことなのですが、「収入を増やす」ことはとても大変なことなのです。一発でドーンと稼ぎたい。そんな考えは誰しもが考えるでしょう。私だって同じです。ですが、現実はそうもいきません。

 では、お金を増やすために何ができるのでしょうか。いちばん簡単な方法は、お金をしっかりと貯めることです。自分の力だけで全て何とかなることだからです。

お金を貯めるためのポイントは大きく分けてこの二つです。
その1:固定費(毎月払うお金)を見直し、減らすこと。
その2:金額が大きな支出から見直すこと。

 固定費の見直しについては、たとえば家賃の見直し(家賃交渉)などがあります。実際に今日行ってきたホットな話題です。まだ結果は出ていませんが、かなり長い間住んでいて老朽化もすすんでいるマンションなので、もし家賃(駐車場代込み)が5,000円下がったら、年間6万円もの節約になります。これはとても大きな節約です。

 他に節約できる固定費といえば、スマホの格安SIMへの乗り換えです。大手キャリアの解約には違約金が発生しますが、キャンペーンで格安SIM業者が代わりに違約金を支払ってくれたり、違約金以上に毎月の基本料金が下がると1年と経たずに合計金額では得をすることがあります。調べる価値が大いにあります。

 格安SIMのデメリットはキャリアメールが使えないことでしたが、私が使っている某回線では、最近になって独自のキャリアメールができました。通信速度に不満はありません。しかし、エリアによって不安定なところが稀に存在します。その辺りは【毎月の利用料金が5,000円くらい安くなる】というメリットに比べたら屁でもありません。我慢します。

 固定費の見直しについて、もう一つ簡単にできるのが「電力会社の乗り換え」です。2016年から制度改正がなされて、「◯◯電気に乗り換えよう!」というCMをよく見るようになりました。当時の私は「何だか怪しい」という、とっても簡単な理由で何もしないまま過ごしていましたが、数年前に携帯の格安SIMへ乗り換えるキャンペーンのついでに、一緒に電力会社も乗り換えました。
 その時は電気屋さんの窓口で行ったので、特に不便はありませんでした。簡単な手続きで契約ができ、何の不利益もないまま毎月の電気代が1,000円程度下がるようになりました。たかが1,000円。されど1,000円。積り積もればものすごい額の節約になります。

 契約できる電力会社は地域によって異なります。まずはインターネットで検索してみてください。簡単に乗り換えが可能です。

 下げられる固定費はまだまだあります。長くなってしまうので、分散してお届けします。家庭科のほそ道、今日はこの辺りで失礼します。