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アメリカのレストランで働く?

せっかくアメリカにいるんだから、日系じゃないところで働きたい。
英語力がそこまで必要じゃない、私にも出来る現地の仕事って
何だろう。。。そう考えながらindeedで求人を探す毎日。

すると、バイトを検索していると時々目に入る、謎のポジションに気づきました。

それはレストランにおける "busser"というポジション。
バサーって読むみたいです。
普段レストランで食事するときにはあまり気づいてなかったのですが、
アメリカでは、規模が大きくて忙しいレストランでは業務が細分化されていて、注文を受けに来る"server"または"waitress/waiter"というポジションとは別に、テーブルを片付けたり、その後テーブルのセットアップをしたりする専用のポジションがあるようなのです。

それがbusser。

ほぉ・・・。
ん?これって、ひょっとして接客の必要がない??

もちろん、お客さんはバサーとかウエイトレスとか区別してませんから、
時々呼び止められて対応しなくちゃいけない時もあるでしょう。でも、よくサーバーの人がやっている、料理の説明だったり、お客さんとのテンポの良いコミュニケーションだったり、そういう複雑な英語は使う必要がないっていうこと…!

これなら私にも出来るかも!!

仕事内容がやはり誰でも出来る仕事だからか、時給は普通のウエイターの1/2〜2/3と、かなり低賃金だったのですが、その時の私は「それでもいい!とにかくこの英語力でも雇ってもらえるならば!!」と鼻息荒めでした。

良さ気なところにいくつかapplyして、ひとつお返事が来たところがあり、面接の日程も決めて、もう働く気満々だったのですが。。。

インタビューの練習をしようと、面談の前日に受けたオンライン英会話で、思いもよらぬことを言われたのです。

“It’s not the job for you! Are you sure to get that position for you!?”

私がやろうとしていたバサーというポジションは、高校生がお小遣い稼ぎにやるような仕事で、英語力も必要ないし、あなたにはもっと違う仕事が出来るはず!!

っていう力説。。。30分予約していたのだけど、15分は彼女の説得で過ぎていった(笑)
こーれは予想してなかった反応・・・

んー彼女が言っていることも分かる。けど実際問題英語は出来ない訳だし、それしかないじゃんかね〜
って、最初は思って。

でもね、それをきっかけにじっくり考えてみて、そしたら段々〜と自分の考えも変わってきて。


もう自分のやりたいことやってみるか!!


と。(笑)

確かに英語はパーフェクトじゃない。及第点かどうかも…怪しい。けど!全然喋れない状態でアメリカに来て、たった2年でここまで喋って聴き取れるようになった!一人で病院だって行けるし、子供の友達のママとだって簡単にだけどコミュニケーションとれるようになった!
だから、今の英語力に胸張っていいじゃないかと。というかここまで頑張ってきた自分に。

今までは、どっちかというと消極的に考えていて。
英語ができないから、このくらいの仕事でいいって思ってた。

でも、ここまで来た自分に自信もっていこうと。
それに、英語が出来ないからって能力が低いわけじゃない。きっと最初は大変だけど、きっと何とか乗り越えられるんじゃないか。

もう、英語力を理由に自分を過小評価するのはやめよう!

そう思い直し、バサーのアプリケーションは取り消したのでした。

それで、じゃあ何がしたいのか?

私の中でもう答えは一択でした。

それは…


スターバックス!!!


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