素直に受け取る力
今日は、身体が通ってると、相手の言葉もそのまま入ってくる。受け取ることができるってこういうことだなを、体験した日。
その話をする前に私の過去から今の話を少し。
呼吸のことをやっていて、わたしはかなり身体のノイズ、力みが強い方。なかなか力が抜けない、常に100%でやる傾向があると自覚している。
特に、1年前くらいまで「下垂」という症状が長年あった。下垂は呼吸・整体のオリジナルの言葉で、身体の力の方向性が下に向かってしまっている状態のことを指す。
力が下に向かっているので、どんどん自分のエネルギーも気力も基本漏れているような状態。
だからいつもしんどい、だるい、眠い。雨の日は動けない。もちろん精神的にも健全とは言い難いものだった。
そんな肉体状態の時、「そうですね」と言われたことを素直に受け取ることが全くできなかった。
いつも言われたことに少しの抵抗感があった。
少しどころか、抵抗感しかない時もあった。
今になって思うと、親身になって、手を差し伸べてくれていたし、何度も声をかけてくれていたとわかる。
「ああ、本当ごめんなさい。そして本当にありがとう」と思う。
いま、呼吸と身体のことを学んでいて、師から言われたことを「そうですね」と思える自分がいる。
自分のメンテナンスをしていても、素直に「いまはこういう状態だ」と認識できる自分がいる。
起こっていることを素直に認識するができるようになっている。
他にもいろんなところから物事の見方へのアプローチはたくさんしてきたが、その中のひとつに、「自分の身体を整えているから」というのも大きい要因だと思う。
そして回数を積み重ねてきた成果でもある。
思考は肉体に宿る
と呼吸・整体の創始者である森田先生の言葉が印象的で、身体を持って本当にそうだなと実感している。
思考があっちゃこっちゃいっていたり、感情に飲まれる時は身体もそれなり。
だからやっぱり身体を整えておくことに尽きる。
その状態で、学ぶ、自分を知るができるとフラットにいろんなものが見られて、多くのものを受け取ることができると思う。
素直に受け取れる自分であり続ける。
自分の成長と、そう在りたい自分の再確認の日でした。
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