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資本主義の終わり?

多くの人は経済成長の指標として考えられるのはGDP(国内総生産)であると思われます。しかしこのGDPは人口と比例しているため先進国や中国など人口減少している地域はこのGDPは減少していくだろうと思うとそうでなないのです。今デジタル産業が発達してスマホのアプリなど無料のサービスが増えつつある。これらは無料のサービスが増えておりGDPで図ることは不可能なのである。これはモノ作りからデータにシフトチェンジしている状況である。そのため経済の指標もGDPから新たな経済の指標を作ることが必要である。

ではこれからの時代は何かというと、人の幸福度が大切になる時代になることになる。これから個人の生き方を尊重する時代になってくる中で一番経済を活性化するにはリソースを最大限に使うことが大切である。例えば、インドの若者が働かない状況になりつつあって、国家公務員と一般企業の収入が違いすぎて、多くの人が国家公務員の試験を受けるのですが、落ちた人がそのまま職に就かず、非効率なリソースの分配になってしまうのです。これはインドだけでなく他の発展途上国も同じ状況です。

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その中でGDPとセットで考えられてきた資本主義はどうなるのかという疑問が生まれる。答えは資本主義は滅亡しないが、衰退することは間違いないと言ってよい。その理由として中国の台頭が挙げられる。中国は人口13億人という規模で経済は資本主義で国家は共産主義という違うやり方を取っている国である。今、コロナで多くの先進国が失敗している中で中国は政府がしっかり取り締まってコロナ政策に成功した国である。またこの政策をアフリカが見習って多くのアフリカの国が中国を目指していることが現状である。この中国が覇権を握ることになると資本主義はさらに打撃を受けることになりそうだ。

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