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新卒就活生の選択 大企業orベンチャー

これから就活が始まる人々が多いと思われる中でどの会社がいいのか、多くの人はわからないと思う。その中で学生のヒントとなる情報を提供していきたいと思っている。

・大企業のメリット
・ベンチャーのメリット
・ベンチャーとは、ベンチャーに向いている人
・海外の大学生との差
・まとめ

大企業のメリット

① 入社後の教育システムがしっかりしている
② 何度も挑戦することができる(サポートする体制が整っている)
③ 転職市場で評価が高い

この3つが挙げられる。多くの学生は社会人がどのようなことを行うかは知らない。また、大企業だとベンチャーと比べると安定しているということも事実である。また多くの人が転職する可能性が高いため、転職市場で評価が高いのはとても重要な指標である。また人間関係に問題があったときは大企業では対処してくれることも大きな点である。

ベンチャーのメリット

① 自分で物事を考え、ゼロからビジネスを作れる
② 給料が大企業と比べると高い
③ 失敗したときのリスクがゼロである

この3つが挙げられる。自分で考えて行動する能力はこれからAIが発達する時代ではとても大事な能力である。また、③に関しては会社内で期待されていないビジネスのみである。

ベンチャーとは、ベンチャーに向いている人

ベンチャーの定義は設立何年以内など様々であるが、ベンチャーの定義として創業者が生きていて、設立が20年以内の会社であると仮定する。そう考えるとベンチャー向きな人というのは一から物事を考えてビジネスを作ることができる人であると思う。言い換えるとイノベーションを起こせる社会の優秀な人材の5~10%がベンチャーに行くべきである。多くの世界のトップエリート層はまずベンチャーに入ることが当たり前である。しかし学生の中ではその序列が判断できない人が多く存在するのでその場合は大企業に行くほうがリスクは低くなる。しかし大企業にもリスクは存在する。大企業の前提として年齢に連れて給料が上がるシステムであるが、今現在は結果主義になりつつある世界であるため、会社は生き残っても自分はリストラされる可能性もある。

海外の大学生との差

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このグラフからわかる通り、日本人とアメリカ人の大学生の勉強時間が圧倒的に違う。大学というのは社会人にステップするための場所であり、勉強することで知識ではなく思考力をアップデートすることで生産性を上げることができる。また海外の大学生は一回働いてから大学や大学院に戻っていることになるため、圧倒的に思考力、知識力の差があることもいえる。それでも日本人の学生は全体的に見て勉強しないで、バイトに重きを置いている人が多い印象を受ける。

まとめ

今回は新卒でベンチャーか大企業かどっちがよいのか考えたが、能力がない人は大企業、自分で一からイノベーションを起こしたい人はベンチャーに行ったほうがよいという結果になった。僕自身の意見としては日本の大企業はこれから淘汰されていくのではないかと危惧している。というのも世界とのつながりが減っている。昔は加工物ほとんどがmade in Japanであったが、今ではゲーム機と自動車産業のみでしか競争できていない。自動車業界もEVシフトにより、危機になるのではないかと心配している。

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