片山誠

災害時も平時にも、固定観念にとらわれず自ら考えて行動できる人を増やしていくために、学び…

片山誠

災害時も平時にも、固定観念にとらわれず自ら考えて行動できる人を増やしていくために、学びの仕掛け作りやサポートを行っています。 著書「もしときサバイバル術Jr」「車バイバル!」 (株)ココロ代表取締役 (一社)72時間サバイバル教育協会代表理事 未来を創る100人会議プロデューサー

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「もしときサバイバル術Jr」ウォーター解説(指導用)

導入日本に住んでいると、水があることは当たり前になっています。 蛇口をひねると飲める水が出てくるという国は、世界中で15か国くらいしか無いと言われています。 その中でも、日本の水はとても安心です。 40ページの導入では、普段飲み水をどこで手に入れるかという質問から入り、もし水道が止まった場合、自分は水を手に入れられるのか、を考えるところから始まります。 当たり前の日常がもし当たり前でなくなったら、ということを参加者が事前にイメージ出来たら、このプログラムが終わるころに

    • 「もしときサバイバル術Jr」ファイヤー解説(指導用)

      導入この講習では、たき火を作れるようになるというゴールがあります。 火を使うというだけで、子どもたちのテンションは上がり気味になりますが、その前になぜ火を起こせた方がいいのかということを考える時間を持ちたいです。 冬に大災害が起こった時に、電気やガスが止まったらどうやって暖を取るのか、雨雪や津波などで衣服が濡れてしまったらどうやって乾かすのか、など具体的にたき火を起こせることで、命をつなぐことが出来るイメージがわけば、習得したいという意欲につながるのではないでしょうか。

      • 「もしときサバイバル術Jr」SOS解説(指導用)

        導入サバイバルというと自分で何とかして生き残るというイメージを持つ人が多いです。 だけど、生き残るためには人を頼ってもいいし、仲間がいるなら協力する方がいいでしょう。 災害時に助けを呼ぶという場面のイメージが湧かない子に、いきなりSOS のプログラムを開始しても、何のためにこの学習をするのか、どんな場面で学習したことを活用する可能性があるのか、は理解できないでしょう。 11ページの下段に書いてあるような投げかけをして、今からやる学習活動が何につながっているのかを明確にし

        • 「もしときサバイバル術Jr」解説(前説)

          2018年5月に僕の著書「もしときサバイバル術Jr」が発刊されました。 2016年から、72時間サバイバル教育協会のカリキュラムの見直しを進めていき、Wordでテキストを作成したのですが、どうも伝わりにくく、本に出来ないかと模索していた中、防災サバイバル本を出したいという太郎次郎社エディタスさんを仲間から紹介して頂き、執筆することになったというのが、本を出した経緯です。 もともと僕は「教えない体験学習」を方針としてきました。 指導者養成講座のファーストステップであるコー

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        • 自己紹介
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        記事

          「車バイバル!」の活用法

          2020年2月29日に出版された僕の著書「車バイバル!」(博報堂ケトル)は、カー用品店ジェームスの店舗とAmazonでしか買えない本だ。 ちなみにジェームスの特設サイトもある。 Amazonはコチラ。 タイトルを見ると、車に特化した防災本と思われる人が多いと思うが、実は車を持っていない人でも充分に活用できるように作った。 車のサバイバルについて色々ノウハウが欲しい、という方には賛否両論であることは、出版前からある程度想定していたので、購入後に思ってたのと違うから金返せ

          「車バイバル!」の活用法

          好きなことしてたら人生こうなった

          現在僕は、一般社団法人72時間サバイバル教育協会の代表理事、株式会社ココロの代表取締役、未来を創る100人会議のプロデューサーなど数足の草鞋を履いている。 若かりし頃の自分は、まさかこんなことになっているなんて夢にも思っていなかった。 学生時代は、バンドやったり、いろんなバイトしたり、サッカーサークル入ったり、勉強はほとんどせず、とにかくやりたいことをやって「楽しく生きる」を信条としていた。 大学2回生の時に、サークルの仲間とチャリで大阪から北海道まで行き、旅の楽しさに

          好きなことしてたら人生こうなった