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「車バイバル!」の活用法

2020年2月29日に出版された僕の著書「車バイバル!」(博報堂ケトル)は、カー用品店ジェームスの店舗とAmazonでしか買えない本だ。

ちなみにジェームスの特設サイトもある。

Amazonはコチラ。

タイトルを見ると、車に特化した防災本と思われる人が多いと思うが、実は車を持っていない人でも充分に活用できるように作った。

車のサバイバルについて色々ノウハウが欲しい、という方には賛否両論であることは、出版前からある程度想定していたので、購入後に思ってたのと違うから金返せとかいうタイプの人は、出来れば店頭で見てから購入を決めたほうがいい(笑)。

この本は、サブタイトルにあるように、「自分で考え」ないといけない本なのだ。

・本を見て知識を得ただけで、ほんまに災害時に使える?

・便利グッズやお役立ちアプリを手に入れた時点で満足してしまってない?

本気で災害時の対応が出来るようにしておきたければ、知ってるつもり、分かったつもり、出来るはず、ではダメだ。

自分で考えず知識として何となく覚えたことは記憶の彼方に去っていくことは、誰もがこれまで幾度となく経験しているのではないだろうか。

例えば、全国の自治体で配布されている防災マニュアルなどは、参考備蓄リストが記載してあるものが多いが、そこに書いてあるものが本当に必要かどうか考えたことはあるだろうか。

中には未だにリストの中にローソクと書いてあるマニュアルもある。

何に使うのか。

照明として使うのなら、懐中電灯や電池式のランタンなどの方が長持ちするし、明るい。

家に仏壇があり、普段から使っているとかならまだしも、寿命が短く、ちょっとの風で消えやすく、火災などのリスクもあるローソクを災害時のためにわざわざ買って備蓄しておく意味がわからん(笑)。

どこかに書いてあることや誰かから聞いたことを鵜呑みにせず、一度自分で試しておくことで、本当に使えるのかどうなのか判断が出来るのではないだろうか。

非常食を用意してたけど、災害時にいざ食べてみたらクソ不味くてメンタルがた落ちなんてこともあり得るかもしれない(笑)。

そんなことにならないために、体験学習をしておくと良いのだが、具体的に何をしたらよいのかわからないという人も多いと思う。

この本ではそれを提案していて、あることを試したり、自分で調べたり、家族と相談し、書き込んでおけば、自分や自分の家族に合ったオリジナルマニュアルとして完成する、というねらいだ。

・「Try it !」試してみよう

・「MEMO」試したり話し合ったりしたことを書き込んでおこう

・「TIPS」知識を持っておこう

の3項目を順に進めていけば、本文を読み飛ばしても構わない。

本文に書いてあることは、ほとんどがヒントや豆知識なので、読むのがしんどければ読まなくていいし、参考にしたければ読めばいい。

この本の内容を一通り試して、たくさん書き込みがされた頃にはすでにあなたは、他人の情報まかせの思考停止状態から脱却して、自ら考えて行動できる人になっているはずだ。

是非、家族や大切な人と一緒にリアルに考えるきっかけとして、活用して欲しい。

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