型屋まるお

モノづくりに携わってきた経験をさまざまな視点で書いていきます。 極力ノンフィクションに心がけて。

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    最近の記事

    #6 一年目の学び🥌

    相変わらずバリ仕上げの仕事をしながらワイヤーカットの業務を粛々とこなすなか、あっという間に夏が過ぎて秋に突入という季節。 この間はバリ仕上げとワイヤーカットだけの仕事ではなく、金型に関連する業務はいろいろ体験していた。 一つ目は射出成形機。 社内には150トンと50トンの二つの射出成形機があり、成形を行っていた。 この機械を担当するのは金型部設立当初からいた人だ。 その人が1人で2台の成形を担当するが、業務が立て込んでいる時はいつも徹夜して頑張っていた。 そんなのが頻繁に続

      • #5 自分で作るルール🥋

        タイトルの画像。拾いものですが、私がワイヤーカット担当になった時もまさにこんな感じでした。 ワイヤーカットはワイヤー線をZ軸上下のダイスで固定して垂直度を出します。 この機械は下軸が固定で上軸がUVの動作を兼ねて角度を振ります。 切削加工機の様に重切削にならないので機械剛性はそんなに必要ない。 その影響もあり、Z軸を上げる(厚いワークを加工)と、UVの位置関係がズレてきて、垂直度が出なくなってくる。 ちょっと分かりづらいが、この画像の様に上下のダイス(見えないが)の外側に

        • #4 ワイヤーカットとの出会い🍝

          バリ仕上げ地獄は6月いっぱい続き、社会人のモチベーションが低下してきたころ、ワイヤーカットと出会う。 そもそもワイヤーカットとは何か? 正式名称はワイヤーカット放電加工機で、0.3mm程度の金属のワイヤー線に電気が供給され、ワークとなる金属(電導体)と接触することでワイヤー線とワークとの間にアーク放電が誘発され、金属が溶融し、切断される仕組みの機械だ。 もちろんワイヤー線もアーク放電によって溶融するため、常に新しいワイヤー線が供給されるようになっている。ワイヤー線は使い捨

          • #3 え?金型部??🥝

            さて、配属部署発表の日。 新入社員は食堂横のミーティングルームに集められ、一人ずつ発表される。 廊下には各部のメンターが集まってきてて、発表後に連行される仕組み。 手作り部、注型部、検査部、光造形部、金型部の面々。 ん?CAD/CAM部の人がいない??予想は的中するのである。 この年の同期は6人で、1人は研修期間中にドロン。5人がこの5つの部署に配属されるわけであるが、既に5人のメンターがいるなら、CAD/CAM部はないのではないか。と予想できてしまう。 1人ずつ発表され、

            #2 ある会社🏢

            XXXX年3月31日 約5時間弱の移動を経てある会社に到着。 そう、翌日から社会人としてスタートを切る会社だ。 これからどんな生活になるのか不安も感じながら、会社に送っていた荷物をトラックに移動して、用意された寮に運ぶ。ちょうど桜満開の時期だったのを思い出す。 私が入社した時には会社としてはそこそこの歴史があり、社長は二代目で新しい物好き。 この人との出会いが今後のあんなことやこんなことになるとはもちろん知る由もなかったが。。。 この会社はモノづくりの下請け会社で、取引会社

            #1 はじめに🐓

            20年以上モノづくり業界に携わってきた経験をなんとなく振り返ると、本当に色々なことをやってきたと言える。かな。 たぶん同じ業種の人と比べても、環境もツールも人も恵まれていたと思うけど、それらを使いこなしてナンボの世界。 今風に言えば超絶ブラックな環境で日々の仕事をこなし、がむしゃらに働いた経験が今の自分の土台となっていることと思えば、覚えてるうちに書きとめておこうと一念発起しました。 更新は不定期(予定)だし、ただの思い出話になることもあれば、愚痴だけになることもあると思い