思考の錯視・バイアスを意識する
人間は、出来事を理解する際に、事実と事実の隙間を想像で埋めている、というのを最近強く感じる。理解する手段として、点と点をつないで何らかの筋書きを作り、そのストーリー展開に足りなかったパーツを、無意識の想像で補っているのではないか。目が本来ない部分を錯視する時のように。
他人が事実に想像を混ぜて意見を述べているのを見て、「想像に過ぎん」と指摘していた人が、次の瞬間には、自分も想像を事実であるかのように述べているケースも、結構な頻度で見かける。自分も時々やっているのかもしれな