【犬と私と白い雪と白い骨と〜死んじゃった犬を火葬した時の話 『犬と私のあぶくの足跡⑩】

20歳8ヶ月の犬が旅立ち 犬のカタチも 神様にお返しする為に 火葬した時の話 真冬の北の地で 降り頻る雪の中 移動式火葬業者Kさんに 火葬を頼んだ その時の話 愛する犬の骨を 見ちゃった時の話 もう犬は死んじゃったんだと 自分を納得させる為に 骨になった犬を 写真にも撮って 言葉にもしたけど 他人事みたいなそんな話 ✳︎ ✳︎✳︎✳︎✳︎ 犬は20回目の冬を見届け 真冬の北の地にて 二日間 大雪が降り続いた次の日 この世での生を終えた その二日後　 Googl

【犬と私の最期の話 『犬と私のあぶくの足跡』⑥】

犬と私の20年8ヶ月の長い旅の最期は “安楽死“を選択しました 犬さん猫さん等々“命“と共に暮らす人達に 興味があれば読んで頂いて でも読み終えたらすぐ忘れて 幸せな日常に戻ってねと心から願い それでも犬と私の物語が 誰かの役に立てばと願い記します めちゃくちゃ長いので笑お暇な時にでも ✳︎ まず先にエクスキューズを 安楽死は特に日本ではタブー視されていますし センシティブな話題で半道徳的だわー！とか 犬の命を軽んじてるわー！とか それぞれの信条があるでしょうが 自

【犬と犬と私のサヨナラの話 『犬と私のあぶくの足跡』⑤】

先住犬と 犬と 私で暮らした日々 今振り返ると 幸せ過ぎて 夢みたいな日々 そんな日々が 当たり前だと 永遠に続くと アホみたく じゃんじゃんと 湯水の如くムダに使い果たして居た私 其れでも そんな若い私を 責めようだなんて思わない だって 「サヨナラ」の日を 思いもしないで 生きられるなんて！ もう2度と無いのだから！ この先出逢う「命」とは どうしたって サヨナラの日を思ってしまうのだから！ ✳︎ 私は 先住犬と犬から 盛大に！ 簡単に ムダに出来ちゃ

【犬と犬と私の波乱の幕開けの話 『犬と私のあぶくの足跡』③ 】

2003年5月27日 小さく汚いペットショップで出逢った お世辞にも 可愛いとは言えない犬を買って 「私が救ったつもりで 救われてたのは私だった」 なんて まだ知る由も無い 出逢いの日からの1週間 出逢いの日から毎日毎日 思っていた事は 『買わなきゃ良かった』だ… ✳︎ 何故なら… 目に入れても痛くない程 恋しい私の先住犬 蝶よ花よと 1人で「おうち」という「お城」で お姫様のように 暮らしていた先住犬が… 新しく来た 犬を受け入れられず… 初日は威嚇し

【犬と私の出逢いの話 『犬と私のあぶくの足跡』② 】

“2003年4月2日生まれの ミニチュアダックスの女の子が居る“と 知ったのは 2003年5月27日 仕事から帰って 疲れ果て ソファーに横になり 「先住犬」を撫でながら読んだ 地方紙のフリーペーパーだった ✳︎ そう 犬が来る前 我が家には 既に ミニチュアダックスの 先住犬の女の子(7歳)が居たのだ 私は 先住犬に出逢った瞬間に恋をして 其れは其れは メロメロになって 世の中の 生まれたての赤ちゃんを見た瞬間 多くの親御さんが思われる感情 「目に入れても

【犬と私の話 『犬と私のあぶくの足跡』① 序章】

『犬と私のあぶくの足跡』 このお話は 2003年4月2日にこの世に生を受け 2023年12月20日 20歳8ヶ月でこの世での生を終えた犬と 犬と出逢った時は ギリギリおねえちゃんで 20年8ヶ月 犬と共に過ごす間に すっかり おねえちゃんでは無くなったけど 犬の「おねえちゃん」として過ごした私の話 ✳︎ 犬は 私にとって この世で 唯一の家族で 唯一の友達で 唯一の味方で 唯一のパートナーで 犬は 小さな体で そんな全てを背負って 「私がひとりぼっちになる

【犬と私と「パプリカ」米津玄師の話 『犬と私のあぶくの足跡』⑨】

20歳8ヶ月で 昨年末この地上での生を終えた犬と 犬の居ないこの地上で“生きる“を続ける私には 忘れられない“2人”の『一曲』がある 其の『一曲』は… 知らない人の方が少ないであろう 米津玄師作詞作曲 『パプリカ』だ ✳︎ 2018年夏 NHKが「2020年とその先の未来に向かって頑張っている全ての人を応援するプロジェクト」として開始した「〈NHK〉2020応援ソングプロジェクト」による応援ソングとして制作され 「みんなのうた」でFoorinが歌い踊った 2

言葉にするという事

この世には二種類の人間がいる 「書くのは苦手だけど話すのが得意な人」 そして 「話すのは苦手だけど書くのが好きな人」 何方が良い悪い 何方が優れてる そんな話ではない ただ単に 『表現方法』が違うだけだ ✳︎ 話し言葉も 書く言葉も 何方も同じだ 言葉なんて ただのツールであり 不確かで曖昧な『表現方法』に過ぎない ✳︎ そして この世には 言葉以上に面白い事の方が多いのだ 例えば 私にとっては 犬と暮らすとか 犬と遊ぶとか 犬とくっついて寝るとか 五感を

『がらくた』を聴くまで【ラストマイル】は映画館で観なくて良いと思ってた話

『ラストマイル』 2024年8月23日公開予定 監督　塚原あゆ子 脚本　野木亜紀子 主演　満島ひかり 主題歌　米津玄師『がらくた』 2024.07.12 「Lemon」×「感電」×「がらくた」 “最強”主題歌3曲による シェアード・ユニバース・ムービーの歴史を体感する 新PVが解禁された ✳︎✳︎✳︎ 私は X(ツイッター)で ドラマアカウントを持ってたくらい 日本テレビドラマが好きだった (過去形の理由は色々笑) 「アンナチュラル」も「MIU404」も 大好物で

【犬と私の往復書簡 『犬と私のあぶくの足跡』11】

犬が死んだら虹の橋を渡るという “物語“がある 人には 救いの“物語“が必要だ 悲しみに暮れている時なら 尚更の事 とびきり美しく希望に満ちてる物語が 必要なのだ でも 私は 死んじゃった犬は 虹の橋なんて渡ってないという “物語“を勝手に作ってる 死んじゃった犬は 光の粒 風の粒 雨の粒となり 自由自在 あちこちに居て 今尚 見えない犬と私の『物語』は “お互いの思いを届け合う事“で 続いている…… そんな『物語』を 勝手に作り上げては 私の“生きる糧“にし

これだけは書いておく 私は皆様の文章 “しっかり最後まで“ あれやこれや考えつつ 拝読させて頂いてます笑

【『犬と私のあぶくの足跡』番外編〜七夕の日メジャー化熱望の話】

この世には 「今日はみんなで盛り上がって行こうぜ！」 LIVE会場で アーティストが声掛けするような そんな 365日の中でも スペシャルに盛り上がる事を 許された日がある 商業的にも“稼ぎ時“ ビッグビジネスチャンスの日 メジャーな盛り上がり日の代表格 ・クリスマス ・バレンタインデー ・ホワイトデー ・ハロウィン ・母の日 ・父の日(これは…ちょっと付け足し感有り笑) それらに比べて… 『七夕の日』は… どんなスペシャルな日よりも… メジャーデビューしてからの