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『七夕の日メジャー化熱望の話』〜犬と私のあぶくの足跡番外編

この世には
「今日はみんなで盛り上がって行こうぜ!」

LIVE会場で
アーティストが声掛けするような

そんな
365日の中でも
スペシャルに盛り上がる事を
許された日がある

商業的にも“稼ぎ時“
ビッグビジネスチャンスの日

メジャーな盛り上がり日の代表格
・クリスマス
・バレンタインデー
・ホワイトデー
・ハロウィン
・母の日
・父の日(これは…ちょっと付け足し感有り笑)

それらに比べて…
『七夕の日』は…
どんなスペシャルな日よりも…


メジャーデビューしてからの
歴史の長さは「圧勝」なのに…


細々ひっそり
なんとか続けてます的な
「圧倒的なマイナー感」……

不憫過ぎる『七夕の日』……

なので
勝手に
ひっそりと
『七夕の日』の素晴らしさについて語り
『七夕の日』のメジャー化熱望する
そんな話笑

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

『七夕の日』のお話
(個人的ツッコミ入ってます……)


昔々

①神様の娘の「織姫」と
若者の「彦星」がいました。

(年取ってたらダメだったのか…
このご時世…ハラスメント案件じゃね?)



②織姫は機織りの仕事をしていて働き者。
彦星は牛の世話をしているしっかり者でした。

(もっとテキトーに生きてても…
許してくれる・認めてくれる…
そんな神様を個人的には「熱望」…)



③やがて2人は結婚しました。

(神様が2人お似合いじゃね?と
マッチングさせてくっつけたらしい…

この世の全ての出逢いは
“マッチングアプリ「神様」“…だものね…)



すると…


④今まで働き者だった2人は
急に遊んで暮らすようになり
全く働かなくなってしまいました。

(ラブラブニート期)


⑤怒った神様は
2人の間に天の川を作って離してしまいました。

(この位で神様に「天の川」作られるなら…
私なんて…
神様から何されても…おかしくない…

戦慄の走る急展開……)



⑥悲しみにくれた2人は泣き続けました。

(ラブラブニート後悔期)



⑦それを見た神様は
前のようにまじめに働いたら
1年に1度だけ
2人を会わせてくれると約束しました。


(ラブラブニートになっただけで…
この罰の重さ…
「罪と罰」バランス悪くね?問題)



⑧それから2人は心を入れ替えて
一生懸命働くようになったのです。


(“有限会社「神様」“……
ブラック企業じゃね???問題)


そして…


⑨2人は年に1度だけ天の川を渡って
会うことが許されるようになり
その日が七夕とされるようになりました。


(1年に一度のデートが嬉しいから
みんなの願いも叶えちゃう!
織姫と彦星の気前の良さ……
謎の多過ぎる……結末……)


『七夕の日』物語

〜〜完〜〜

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

これは……

『七夕の日』をメジャー化するのは……

かなり厳しく…苦しいぞ……

その位
今の時代の空気感に合ってない『物語』……

それでも…
なんとか…
『七夕の日』メジャー化熱望の話を
冷や汗かきつつ……
書き続ける……

褒めて伸ばすタイプ笑


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

私たちは
“有限の時間“の中で
生きている事

明日
“生“が続いているのかさえ
不確かな事

そんな“不変の事実“を忘れた振りをして

いや
忘れた事にして
平気な振りしないと
“生きる“を続ける事なんて出来ない
弱い生き物だ

平気な振りを上手にしてるからこそ


明日の約束なんて簡単に出来るし

1年後の約束さえ
iPhoneのスケジュールに
入れる事も出来る

“無限の時間“の中で
生きている事に
“とりあえず“しておかないと

前には進めない

時間感覚に、
死を内包した生というものに、

麻痺してるとも言えるが…


それでも

「また明日」と言える事は
絶対に奪われてはならない事なのだ


その約束こそ
生きていく『希望』なのだから


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

織姫と彦星も

『一年後の約束』を希望にして

今日を精一杯生きている

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

今を生きる人たちにとって

今日という日に
“希望“を持ち辛くなってる人たちにとって

「約束なんてして
守れなかったら迷惑をかける」

そんな
この世に蔓延する
『自己責任論』に侵されている人たちにとって

一年後に会う約束なんて
重過ぎる“荷物“に過ぎないのかもしれない

それでもだ

果たされない約束をして
迷惑をかけ合って
生きていくというのが
人と人の
本来の“繋がりconnection“なのでは
無いだろうか


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎


愛する犬が死んじゃった時

安楽死を選んだ時

安楽死の注射をする前

最期に
犬にかけた言葉は

「またね」だ

来世に向けて言ったのか?

愛犬家さん達の紡ぐ物語
「虹の橋」で会おうねだったのか?

全然わかっていないけど

ありがとうも
大好きだよも
ごめんねも

言い続けたその後に
自然と
出てきた言葉が

「またね」だったのだから

私も
犬と
最期に

『希望の約束』をしたんだと
思ってる


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

『七夕の日』がメジャー化し

恋人達の
いや
恋人でなくても
人でなくても良いのだ

大切な命との「約束」の再会を
果たした喜びを表現する……

そんな日になったら良いなと
超絶個人的に熱望してるわけだが……


どう表現するか?
おっ………

これは……最後に難しい疑問が出てきたぞ……

とりあえず
Ama○onさんで
笹の葉を売って頂き笑

インフルエンサーさん達がこぞって
笹の葉に短冊に願いを書いて飾り
TikTokでアップして頂くという笑

他人任せの案しか浮かばず笑

オチが決まらなかった笑

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

大きな病院に
ちょうど
七夕の時期に訪れた時

ロビーに
大きな笹の葉が飾られて
願いを込めた
短冊が色とりどりに掛けられていた

「お父さんが早く良くなりますように」
「退院して家に戻れますように」


そんな願いの数々に
涙が溢れ落ちた

『願いを込めた短冊を書く事』

叶わない願いだとしても

願いを書く日があっても良いなと思うから……

やっぱり
ひっそり
こっそり

『七夕の日』メジャー化熱望するのだ! 



✳︎追記✳︎

私が今短冊に書く願い
デート中の気前の良い織姫と彦星に
叶えて欲しい願いはただ一つ🎋

『犬が私の事なんて忘れて
幸せと嬉しいと楽しい美味しいだけの世界
そんな
光に満ちた世界で生きていますように』

この願いだけ叶えば
もう十分なのだ


→【明日も1人で「つづき」から『犬と私のあぶくの足跡』12】https://note.com/katatumuri17/n/nbad39ac9d36d?sub_rt=share_b






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