We are back!! 本多劇場「DISTANCE」
以前に下の記事で書いた通り、2020年6月1日より下北沢の本多劇場が再開されました。
行なわれるのは現状を鑑み、様々な対策を講じた上でなおかつ「一人芝居の無観客生配信」。
その初日は特別に3演目が用意され、そのひとりに井上小百合が選ばれました。「元乃木坂」の集客力を期待して。もちろんそれもあるでしょう。
ただ小劇場の聖地に再び灯がともる日に、その場にいることを許された。いやそれどころか請われてその場にいるというのはもうそれだけでさゆ推しとしては感極まりそうです。
演じたのは『齷齪(あくせく)とaccept』。
『じょしらく』の川尻恵太さん脚本で、初演は同じく『じょしらく』の『弐』で共演した小山めぐみさん。演出のニシオカ・ト・ニールさんも『じょしらく』で演出助手を務めていた方。
乃木坂としての彼女の日々とつながっています。
そして、舞台に立った井上小百合はいつものように我々を驚かせてくれました。
一人芝居。セットも最小限で衣装替えもなし。
その中で彼女は様々な役柄を流れるように演じ分けていきます。
ちゃんとしたレポは改めて書きますが、めちゃめちゃ気合入っててめちゃめちゃ強い思いでこの舞台に臨んでいることが観ている者に伝わる演技でした。
そして終演後に彼女が公式Twitterで述べた言葉がまた、なんだかとても素晴らしかった。
どうかひとりでも多くの人にこの言葉が届きますように。
どうか1日も早くいつかと同じ景色が戻りますように。
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