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愛情の親子ラリーは圧倒的に子が優位!

二人目の子どもが生まれたのは、わたしが28歳の時。
まだ長男が2歳になる前。
片言でのおしゃべりを覚え、やんちゃで甘えん坊の子どもを大きなおなかの上に抱っこして動き回っていました。

二人目を出産するときに、とっても不安だったことを思い出します。

一人に向けられていた愛情が、二人になったことで半分こになっちゃうんじゃないか。
ちゃんと面倒見られるのか。

ワンオペでの二人育児が目の前に迫った当時、とっても不安でした。

でも、そのとき確かに感じたことは、愛情に天井はないんだってこと。

出産するまでは、わたしの愛情の入れ物があって、その中に入っている愛情を二人に分けるイメージだったのですが。

二人で半分こじゃなくって、一人に満タンの愛情が二人分になりました。
入れ物が二つになったんです。

不思議ですね。


さらに三人目が生まれる時。
この頃は長男6歳、長女4歳。
「赤ちゃんを迎え入れる」ことがしっかり理解できている二人に成長していました。
相変わらずのワンオペでしたから、さてどうなることやらの不安はありましたが。

愛情については二人目の時の経験があるから、「次は愛情の入れ物が三つに増えるんだな~」なんて思っていて、不安はなかったのですが。

甘かった…。

入れ物が三つ?

なんのなんの、わたしの愛情の総量が入れ物二つ分だったとするならば、それが三倍になったのですよ。

全部で元々の愛情の量の六つ分です!
増える増える(笑)

ってことは4人目が生まれたら…6×4で元の24倍になる計算か!

愛情には天井がないんだなって、この時さらに深く感じたのです。


そしてそれは、親から子へと向けられた愛情の量だけでなく、子から親への愛の量でもあります。

いや、むしろ、子から親への愛は、一人六つ分ずつ与えての三人分の返却ですから、元の18倍なのかもしれません。

すんごいな、これ。


何が言いたいかって言うと、親子の愛情ってきりがないくらいあふれるものなんだってこと。
それを受け取るか受け取らないかの違いだけなんじゃないかな。

そして、親の愛は無償の愛、なんて言いますが、今になって思えば、与えた分より戻ってくる分の方がはるかに多い

わたしは子どもを育てる経験を積みながら、愛される経験もさせてもらってきたんだなって。
不器用で受け取り下手なわたしには、自分が「愛される価値のある存在」と認められるようになるために、三人分の愛情を受け取らなきゃいけなかったんだなって。

そう感じています。

親子間の愛情ラリーは、圧倒的に子どもからの方がたくさんかえってきます。

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