見出し画像

ドキュメンタリー映画「日本刀の美」

「日本刀の美」と聞いて真っ先に思い出すのが、盛光堂さんのYoutubeチャンネルであり、次に思い出すのが年に1回のプレミアム刀剣展示即売会「日本刀の美」。
そんな折に現れた3つ目の「日本刀の美」はドキュメンタリー映画のようである。
同じタイトルが多くこのようなイベントがある事を最近まで気が付かなかったわけであるが、ちょうど今、本能寺大寶殿宝物館 特設会場にて行われているらしい。

①どんなイベント?

(画像出典:ドキュメンタリー映画「日本刀の美」

どんなイベントなのだろうかと早速色々調べていたのだが、おそらく
「映画鑑賞」と「名刀鑑賞」が出来るイベントであり、更にタイミングが合えば刀職の方の実演を間近で見て聞きたい事を聞ける、というイベントの様である。

②どんな映画?

さて、どんな映画なのか?というのは気になる所。
こちらのサイトに予告編が出ていたが、女性が図録で日本刀を調べているようなシーンから始まる。
どうやらある女性の挑戦と成長を描いたドキュメンタリー映画のようである。
その女性は殺陣の出来るアクション俳優を目指しており、殺陣の真髄に迫る為にも日本刀について学ぼうと日本刀の研師に弟子入り、様々な職人や美術商との交流を経て伝統文化の背景を深く理解し、自らの役者としての使命や姿勢を再認識していきながら成長していく様子が描れているようである。

(画像出典:ドキュメンタリー映画「日本刀の美」より)

そしてなんとこの女性が劇中で弟子入りしたのが研師の玉置城二さんであった。
先日お伺いしたばかりであったので驚きもひとしお。


③どんな名刀が見れる?

名刀鑑賞は会期によって展示替えがされるようであるが、例えば以下のような名刀が並ぶようである。
凄い刀ばかりである。

(画像出典:ドキュメンタリー映画「日本刀の美」より)

武蔵鐔や金家鐔、拵など刀装具の展示もされているようである。

(画像出典:ドキュメンタリー映画「日本刀の美」より)

玉置さんのブログを見ると、9/2からは骨喰藤四郎や山鳥毛を初め、多数の押形も展示される事が分かります。
押形は刀を光にかざした時の見え方を紙に表したものであり、刀の複雑な表情を分かりやすく表現されたものでもあるので初心者の方も見ていて何となく面白いと思います。

(画像出典:玉置美術刀剣研磨処
(画像出典:玉置美術刀剣研磨処

という事で9月も引き続き上映され、加えて毎週土日は刀職者による実演が開催されているようですので、気になる方は是非行かれてみては如何でしょうか!
個人的には映画も見てみたいところです。
いつかYoutubeなどでも公開されると嬉しいですが果たして。
このイベントはTwitterでも発信されていますので、興味ある方はフォローしておきましょう!

(画像出典:ドキュメンタリー映画「日本刀の美」より)
会場である本能寺大寶殿宝物館
京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522
(画像出典:ドキュメンタリー映画「日本刀の美」より)


今回も読んで下さりありがとうございました!
面白かった方はいいねを押して頂けると嬉しいです^^
記事更新の励みになります。
それでは皆様良き刀ライフを!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?