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長船の良質な「打ち粉」届く!

先日長船で販売されていると現代刀匠の安藤さんから情報のあった研師の横山智庸さんの作られた打ち粉。
横山さんは2023年に現代刀職展の研磨部門にて木屋賞(特賞)を受賞されています。

画像出典:「備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館 職方紹介」より


「通常ならそのまま使用するような上質な内雲砥石の粉に、師匠から頂いた粉をブレンドし、さらに加工した打粉です。」とあり、顕微鏡で見たところ、粒子が丸みを帯びている事が確認できたと記載ある打ち粉。


早速購入しまして先日届きました!

ジャン!

さっそく開けてみると「てるてる坊主」みたいで可愛いらしい出で立ちですね。

私が今まで使用していたのは棒が付いた物だったので新鮮です。

今まで使用していた打ち粉


さっそく刀身に打ってみました。

軽く打つとあまり出ず、強めに打つと上記位で粉が出ます。
ただこれは使用していく中で変わっていくかもしれません。

正直見た目での違いはあまり分からないのですが、何となく滑らかに拭える気もします。打ち粉を打った後にカシミヤティッシュで拭いましたがヒケ疵も付く事はありませんでした。

尚打った後は打ち粉自体はこのようになりました。
これまた潰れて可愛らしいです。

個人的には棒が付いているよりもこのような形の方が力の入れ具合を調整しやすく打ちやすく感じました。
という事で今後暫く使ってみようと思います!
刀がどう変化していくのかこれまた楽しみです!

この打ち粉については以前以下にまとめています。
興味ある方はご覧ください。


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それでは皆様良き刀ライフを!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。


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