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「日刊ゲンダイ」さんに取材頂きました

昨日12/28、日刊ゲンダイさんが取材に来てくださり、日本刀の展示ケース作りの事や、日本刀の事、なぜメーカーを退職してその道に進んだのかという話など2時間ほど取材頂きました。
記事の公開は来年になるそうです。

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私の事については以下のマネ会さんの記事で以前素晴らしくまとめて下さったので、こちらに書いているような内容をお話しました。


そういえば取材頂くとき刀のケースの話をパンフレットを見ながら話してもイメージも湧きづらく眠くなってしまうので、最近はまず実物を可能な限り先にお見せしています。
ただ展示ケースの実物を前にした時に展示ケースに目が行く人はまずおらず、先に刀に興味を持たれます。(まぁ普通そうですよね)

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なのでケースの説明より先に刀を実際に持って頂きながら刀の姿や刃文、地鉄といった見所をお伝えしています。

姿で言えば大雑把ですが、古いものほどよく反っていて、安土桃山あたりから反りが無くなっていく話を時代毎の戦闘様式の変化を交えながら話しています。
古刀と新刀を比較してもらうと「確かに全然違うね~」といった感じで直ぐに認知頂けます。

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その後は刀の鑑賞の仕方やNG事(触っていいのは茎のみ、鑑賞中は唾が飛ぶので喋らない、振り回さない)などなどの最低限をお伝えして鑑賞頂いています。
(相手の方を信用していたとしても、初めて刀を持つ方にはNG事は必ず事前に説明しないと自分も刀も危ないです。過去に私も痛い目を見たので刀を見せる方はご注意を。詳しくはこちらの記事に書いています)

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その後はライトに刀をかざして頂き、刃文や刀身に現れた模様を鑑賞頂きながら、こんな所を刀好きは見ているという話をお伝えしました。

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そんなこんなで展示ケースの話よりも案の上刀の話で6割位終わってしまった印象がありますが、取材後に記者の方から「刀の印象が良い方に変わりました。いつか刀が欲しいです」と言って頂けたのは本当に嬉しかったです。
そういえば、やはり刀は誰でも所持出来るものでは無いと思っていたそうです。
刀の中で一番多い誤解がこれですが、少しづつその誤解を解いていけるよう微力ながらこれからも活動していきたいと思います。

そして刀の展示ケース作りを通して刀好きな人が増えて20年後その人達と今と同じように刀を見せ合ったり刀の話を出来ていたらこれほど嬉しい事はありません。
それだけで人生の楽しみが何十倍にも膨れ上がります。
なので刀好きな人との繋がりをこれからも作っていきたいです。
自分の人生の楽しみの為にも…。


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それでは皆様良き御刀ライフを~!

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