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愛刀紹介⑤綾小路

愛刀紹介⑤は綾小路です。
綾小路は1260年頃にいたとされる刀工群で、代表刀工は定利と定吉が挙げられます。
うぶ茎で現存している物は「雉子股茎のもの」が多いようですが、この太刀もまた雉子股になっています。
また、刀を買うときに底銘(解読できないけど銘のようなもの)があるかもねぇなんて刀屋さんが仰っていました。
茎を見てみると誰かが鹿角で掘り出そうとした形跡もあり、部分的に銀色になっておりよくは分からないのですがこちらも暫く色々な光を当てたりカメラを使って解読を試みたりして、なんとなく見えてきた感じがあるのでそれについてもこの記事で触れています。
寸法などを含めた姿、茎、地鉄、刃文など刀身の茎から鋒までの写真を30枚以上載せていますので、綾小路派の刀を詳しく見てみたい方はご覧ください。

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①姿

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