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「卓上刀箱」の改良状況①

10月から11月頃の完成に向けて、現在「卓上刀箱」の改良(設計変更)を進めています。(卓上短刀箱も同様の変更をしていく予定)
形状などはまだまだ未確定なのですが、ざっくりな3Dデータを作ってみました。結構大幅に変わるかもしれません。
任意の位置で照射出来て調光も出来る刃文用ライトも付けてみようと考えています。従来は地鉄が見えるバー状のライトのみで刃文を見るライトは付けていませんでした。(一方で地鉄ライトは充電式の後付けの物を取り付ける位になるかもしれない)

現状の卓上刀箱は以下。


①全体像はこんな感じです

新卓上刀箱


②フロントパネルの開閉の仕方が変わります

フロントパネルの開閉は手前に開ける方式になる予定です。
今までは上にスライドして外す方式で本体とパネルが分離する方式でしたので開閉がより楽になると思います。
データにはまだ反映していませんが「鍵」も付きます。

新卓上刀箱


③オプションで箔漆の土台が選べるようになる

そして遂にフィールド面には以下のような本漆のアクリルパネルを取り付けられるようにする予定です。これはオプション予定です。

以下のような感じで見えるようになると嬉しいです。



④フロントパネルの映り込みが激減します

後は反射防止加工が追加されるので、映り込みがかなり少なくなり写真撮影なども容易になります。
以下の穴が空いたように見える箇所が反射防止加工を施している箇所です。
一般的なガラスなどに後貼りするタイプのフィルムとは違い、かなりクオリティの高い物でこのような透過性があります。
反射防止フィルムはメーカーと打ち合わせながら4種類程試しましたが、これが圧倒的でした。

穴の開いているように見える箇所が反射防止加工している箇所


⑤終わりに

後はまだ出来ていませんが、刀受け部の変更ですね。
何となくデータを見ると完成しているように見えますが、中はスカスカなので作れる状況に構造をこれから考えていかねばなりません。
尚、既に改良前の「卓上刀箱」を既にご購入して下さっている方に限り、改良品の方が良いと希望があれば大幅割引(改良費分のみ)にて提供させて頂く予定です。


物を作っていく中でどうしても改良を重ねるので、年月が経てば初期品と比較すると良い面が目立つかもしれません。
しかしながら早くに買って下さって応援して下さっている方には私自身とても感謝していますし、そのような方が損する事のないように特に強く意識しています。

という事でまだまだ完成までやる事が多い状況ですが今週からシルバーウィーク。子供がずっと家にいるので仕事がほぼ出来ません…。

日本よ…休み多すぎではないか?


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それでは皆様良き御刀ライフを~!

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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)


ごめんなさい。嘘です。
以下が本物です。最近のアプリは凄いですね。(FaceAppにて加工)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

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