見出し画像

印象に残った刀との再会はふとした時に

刀をお店なり鑑賞会なりで何振か拝見させて頂いたり、展示会で拝見したりなどしていると、いつの間にか気に入る作に出会うわけです。
そういった刀は自身の中でも結構印象に残り続けたりするのですが、そんな刀にふとしたタイミングで再会する事があります。

例えば新しく重要刀剣指定を受けた刀で刀剣博物館に展示された刀が、時を経て特別重要刀剣に合格して展示されているパターン。
この刀見た事ある、が一番起こりえる場な気が個人的にはしている。
手に取れるわけではないものの印象に残った刀と再会するケース。

次にお店で印象に残った刀があり、友人やフォロワーさんなどが自身が良く行く刀屋さんで刀を買っている場合。
気が付いたらフォロワーさんが買ってた!なんて事がSNS投稿で分かったり。これもある種の再会。

そして今回上記をミックスしたようなパターンが。
数年前に刀剣博物館で展示されていてとても印象に残っていた「剣」をなんとフォロワーさんが入手!
まさか数年越しにこのようなサプライズイベントが起ころうとは。
因みに当時の展示会の様子について自分自身のメモを読んでみると、「今回の展示品の中で個人的にはこの剣に一番凄みを感じました。(中略)また見たいけどもう見れる事はない…」と書いていました。
稚拙な文章で恥ずかしい限りですが…。

個人蔵の刀を人生で二度見れるかどうかは完全に運。
この剣は特に地鉄がとても素晴らしく覇気に満ち溢れていたのでとても印象的でした。姿もとても好み。

いやはや、また拝める日が来ようとは…しかもフォロワーさんが入手されているとは。
しかも製作した刀展示ケース(卓上短刀箱)に飾って頂けるとは…。
刀との再会はなんだか不思議な気持ちになりますが、圧倒的に喜びが大きいですね。

(画像出典:Twitter 難波の濤瀾
(画像出典:Twitter 難波の濤瀾


今回も読んで下さりありがとうございました!
面白かった方はハートマークを押して頂けると嬉しいです^^
記事更新の励みになります。
それでは皆様良き御刀ライフを~!

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?