大学院生の自分が創業6年目の会社に内定を決めた理由
初めまして,23卒で株式会社マイベストのプロダクト開発部エンジニア職に内定をいただいた片田と申します!
今回は勤務先であるマイベストのプロダクト開発部がアドベントカレンダー企画を行うということで,1日目と2日目を担当することになりました!
ノリと勢いでまだ社会人になれてない半人前の自分ですが,明日明後日とトップバッターをさせていただくことになりましたので温かい目で見ていただけると嬉しいです!
投稿内容は以下になります!
24卒の就活も既に始まっており,自分が就活している時に、現在メンターの井上さんの記事を見て非常に参考になったので,マイベストのエンジニア職に興味を持ってらっしゃる方の参考になれば嬉しいです!
自己紹介
改めて自己紹介すると,現在東京理科大学の大学院で電気工学を専攻していて、生体デバイスの無線給電システムの研究をしています。他にも在学中に金融工学のITベンチャーの長期インターンで,Pythonを使った開発やデータ分析、研究事業をしていました。
自分の就活について
企業選びの軸
自分が電気工学の理系修士学生ということもあり,自分の周りは大手メーカーに就職する人が多かったです。しかし、もともとコードを書くのが好きだったことと10月ごろにサポーターズの1on1イベントに参加させていただく機会があり,現役エンジニア職の方々と話す機会が増えました。楽しそうに事業を語る方々の目を見て、エンジニアとして食っていこうと決めました。
自分が就活の当初に企業選びの軸としていたものは以下の3つです。
これらの軸は,自分が将来的に「ただコードが書けるエンジニアではなく,課題解決のためにコードを書く技術的知識の高いエンジニアになりたかった」のが理由です。これだけでは企業選びの軸としては浅くて,「間違いなく行きたいと思える一社」を絞り切ることができませんでした。
就活中うまく言語化できずにモヤモヤしていたのですが,内定を承諾した理由を改めて言語化すると以下の3つの企業選びの軸が追加されていたと思います。
これらの詳細は後述しますが、これら全てを満たしていたのがマイベストだったと自分で考えています。
マイベストとの出会い
エージェント経由で,マイベストを勧めてもらいました。正直に話すとマイベストの志望度は選考を受ける前はあまり高くなく,サービスは使ったことがあるなくらいの認識でした。しかし,面接や面談(僕の時は合計7回ほどありました)企業分析をしていく中で「この企業,実はすごいのでは?」と考えが変わり,最終面接が終わった時点では、即承諾できるほどの魅力的な企業と思えるようになりました。
志望度が上がったきっかけ
マイベストの選考中にweb上にある記事はほとんど全てに目を通したと思います。その中でも特に印象的だったのが,バックエンドエンジニアのテックリードを務めているrinceさんの記事です。文章中にポールグレアムの「スケールしないことをしよう」言葉があり気になって調べて見たのですが,GAFAMのようなBigTechも創業当初は顧客と向き合い自社で手作業で顧客にサービスを届けることをしているということでした。
マイベストは創業当初から「いいコンテンツを作る」ということにこだわっていたと思います。実際に商品を購入し,徹底した比較検証を行い,どこにもないユニークな情報を構築しながらクオリティの高いコンテンツを日々出していく地道な作業が,まさに顧客のための「スケールしないことをしよう」にあたると思います。
単に一つの商品記事を出すだけなら誰にでもできるかもしれませんが,多数のジャンルの商品サービスを徹底的に検証してユーザーに正しい情報を届けるのは地道で他社がやるのは非常に困難だと感じました。
検証方法も非常に凝っていて,時には外部の検証施設で測定したりと理系の研究室みたいで面白そうと思ったのもきっかけの一つです。(研修でエンジニア職の自分も体験できるらしく大変そうですが楽しみにしていたりします)
内定承諾を決めた理由
内定承諾が出たとき,別の企業の選考中だったり,既に内定をもらえている企業もありましたが,承諾を決めた理由は主に3つです。
サービスへの共感
mybestのサービスの未来にすごく興味を持ったことが内定承諾の大きな理由の一つです。自分は物を選ぶときよく調べ物をするのですが,Web上のソースは大半がブラックボックスでインターネットで買ったもので必ず満足することはありませんでした。
品質の高いコンテンツを提供し,世に自社で検証した一次情報を出し,世の中の「選択」を支えていきたいと思ったのが第一の理由です。そんなサービスがあったら自分が使いたいなとシンプルに思えました。
就活で自社開発系の企業選びに困っている人がいたら,行きたい会社のプロダクトに実際に触ってみて,企業のブランド名だけでなく,ユーザー側としてもそのプロダクトを開発している自分が愛せるのかが,まず大事かなと思っています。
組織の心理的安全性の高さ
CTOの渡邉さんの面接や人事の方々と面談を重ねる中でマイベストは心理的安全性の高い組織であることに気をつかっていると感じました。心理的安全性の高い組織とは自分の中では,「対人関係でリスクを取れる環境にあること」「自分の存在が認められること」の2点が組織全体で満たされている環境であると定義づけています。
例えば,自分の場合,大学で研究室に所属していますが,個としてなら上記の2点は満たしていると感じていますが,自分がFBを与えるB4生全員が話しやすい雰囲気づくりしているかと言われるとうまくできていないと実感してます。
FBも圧のかかるような言い方だと「研究やりたくないな」,結果アドバイスしているはずなのにやる気を失ってしまう人たちを見たことが何度かありました。
新卒で入社するとなるとわからないことも多々あり、FBを毎日受けると思いますが、自分もやる気を削がれて自己肯定感の低いまま仕事する可能性はあると思ったので、心理的安全性の高い組織は企業を選ぶ時に重要視してました。
マイベストでは,週ごとにエンジニア相談会が開催されたり,スプリントごとの振り返りがしっかりしています。また,質問や疑問が生じればSlackで連絡すればすぐにレスポンスが返ってきます。すぐに結論が出なければ時間をとって一緒に考えてくれる組織ができていると感じました。なぜできていると考えた時に以下の3つのバリューが浸透しているからだと考えています。
現在内定者インターンをしていますが,実際に現場に入ってコードレビューや朝会,夕会でのFB,Slackでの発言を見ても全員が心理的安全性を意識されているなと日々感じています。
ちょっと話がずれてしまいますが,心理的安全性に関する記事でNetflix社の「No Brilliant Jerks」が結構参考になるのですが,Netflix社では個として優秀でも性格の悪い人だと組織にデバフがかかるため採用しないそうです。これはアンチパターンとして参考になりますが,自分もこういう人間ではなく組織を活性化できるような「頭のいい,いい奴」になりたいと考えています。
自分や周りの人間が最高のパフォーマンスで仕事をするためにこれから就職先を選ぶ方々には是非心理的安全性の高い組織を選ぶことを意識して欲しいなと思います。
CEOのカリスマ性
最終面接で,CEOの吉川さんと1対1で面接をしたのが,最後の決め手になったかなと感じています。
逆質問で創業のきっかけの話やサービスのグロースに関しての話をしましたが,「カカクコム時代にTiktokのような動画の新規事業を起こしたけど,スマートフォンが普及したばかりで動画コンテンツが当時はうまくいかなかった」「良いサービスでもタイミングが合わないと失敗する」という言葉がすごく印象的で,経験の豊富さと地頭の良さを会話から絶対に「この人について行けば,成功しそうだな」と感じさせるカリスマ性(英雄的,預言者的資質)があるCEOだなと感じました。
最後に
長々となってしまいましたが,24卒の就活生の参考になれば幸いです!
明日は内定者インターンに関して投稿するのでそちらの方もぜひ見ていってください!
マイベストでは「インターネットを使った“最高の選択体験”を実現する」をミッションに「選択」の課題を解決できるサービス作っています。
もし何か商品やサービスを選ぶときは使ってもらえると嬉しいです。https://my-best.com/
プロダクト開発部以外にも,マイベストのアドベントカレンダーも走っていますので興味ある方は是非見てください!
mybest Advent Calendar 2022 - Adventar
24卒の募集も始まっているので,興味のある方は是非応募してみてください!https://my-best.com/company/recruitment