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献奏会、無事終了報告です🙏

参加いただいた皆さま、
調布、大正寺のご住職さま方、
有り難うございました。

おかげさまでつつがなく献奏会を終える事が出来ました。


参加者の皆さんに感謝!
今現在迄、尺八本曲を吹き継いできてくれた虚無僧さんに感謝!
お墓を守って下さっているお寺さんに感謝!


そして世界平和と人々の健康祈願も込めて。


ということで、
写真報告です🎵


愛好会のメンバーで連管。

撮影提供・大釋真佐俊氏

本来ならお寺での献奏会は正座ですが、正座できない方が大多数と言う事で、椅子を使用しての演奏です。


お寺の中が、かなり暗くてですね、譜が見えない問題が浮上しましたが、次回からは皆さん暗譜で!とこれも、良いきっかけとなれば幸いです。ヘッドランプ持ってこよう案が出ましたが…。この暗さのおかげで雰囲気も何だか尊厳な感じになっております。


今回は、愛好会のメンバーの他に、尺八研究家の神田可遊氏と、尺八演奏家の大釋真佐俊氏も参加して下さいました。

神田可遊氏


神田可遊氏は邦楽ジャーナルにも連載されていたことがあり、その連載文集『虚無僧と尺八筆記』という本を出されています。この本がきっかけで交流させていただいております。というか、私が一方的にやたらと質問メールを送っており、どんな質問にもいつも丁寧に答えて下さる、何でも知っている尺八界の生き字引のような方です。

『虚無僧と尺八筆記』内容は超盛り沢山!


そしてこちらは大釋真佐俊氏↓

大釋真佐俊氏

大釋氏は、お父上が西園流の大釋艸園師で、岐阜の竹内史光師門下の集まりでは半年に一度、そのお父上にはお会いしており、よく「息子が東京に行っててね、そっちで尺八吹いてるよ」なんてお話を聞いておりました。
その息子さんとは、一度もお会いした事はなかったのですが、東京の大塚駅前でなんと偶然出会ったのです。
私が駅前で虚無僧をしておりましたら、とある男性が「もしや、あなたが吹いているのは布袋軒ですか?」なんて声をかけて下さいました。おお、古典本曲をご存知の方が通りすがるとは、気が抜けないものだ!と内心思いながら、しばらくお話をしていて名前をお伺いしたら「大釋です」とのこと。
も、もしや、あなたはあの大釋さん?!珍しいお名前なので、それは本当に、あの大釋さんのご子息さんでした。
偶然ってあるものですね。それ以来、愛好会の発表会に来てくださっているのです。


↓大釋さんのご紹介はこちらもどうぞ。


こちらのお二人は、谷派の篠田虚山氏と吉田虚勇氏。
谷派とは谷狂竹を宗祖とする長尺管の流派です。今は府中市に拠点を置いています。



谷派との交流も、実は屋外での偶然の出会いです。

私が近所の公園で尺八の練習をしておりましたら、ジョギングの男性が「あなたが吹いてるのは阿字観?」なんて声をかけてく下さいました。おお、阿字観を知っているジョギング男性とは?!そして、府中で集まってるから遊びにおいでなんて、電話番号をくださったのです。それが谷派の重鎮、篠田虚山氏でした。


そんなこんなで結構長いお付き合いをさせて頂いております。
虚無僧尺八の良いところは、あまりにものマイノリティーのなで、すぐにお友だちになってしまうところでしょうか。


こちら、全員で『調子』の演奏の動画です。
youtubeにアップしてみました。


そして終奏後、虚無僧の墓碑前で献奏。

九基の墓碑があります

かつての虚無僧寺、安楽寺についてはこちら↓


そして、今回は無事に懇親会もこじんまりとできました。ギリギリセーフでしたね😅


神田氏、大釋氏の尽きる事の無い尺八ネタ。
最初から最後まで尺八オンリーの話題で大いに盛り上がりました。
時間が足りないくらいでしたね。笑


急な変更にも親切に対応して下さった居酒屋さんにも感謝です🙏
お礼の手紙が書きたいくらい感謝です。


来年も、大正寺での開催予定をしております。

もっと参加者増えますように!


というか、

誰のおかげで大きな顔して虚無僧尺八です♪なんて尺八吹いてんだ?!
お前ら供養しに来いよ!!!


とのことです笑(虚無僧の幽霊より)


どなた様も是非是非🎵

古典本曲普及の為に、日々尺八史探究と地道な虚無僧活動をしております。サポートしていただけたら嬉しいです🙇