雪山散歩。
今年の冬は寒いですね。
早く暖かくなって欲しいような、でも冬が好きなのでまだ寒いままがいいような、でも路上に立つには寒さが厳しすぎるので春が待ち遠しいような、でもやっぱり花粉の季節が来ると思うと憂鬱なのでまだ冬がいいような…。
まだ冬がいいかな。
暦の上では春ですが…。
そんなこんなで『慶長之掟書』の調べ物がまだまだ山積みで中々noteが書けないのですが、やっぱり山は行きたいということで、雪が降ったぞワーイワーイと都内の山に出かけてきました。
東京は、雪が無い年は全然無いので、今年は近所の山に雪があって嬉しいです。
東京都にも村がある。
いざ、檜原村へ。
私は多摩地区に住んでおり、位置的にはちょうど東京都の真ん中辺りです。
電車で約50分。バスで約40分。
公共交通機関1時間半なら近所の山です。
朝は木々も凍って樹氷となってます。
広葉樹に囲まれた頂上に、ヒノキがポツンとありました。植林のヒノキと違い、のびのび枝を伸ばして嬉しそうにも見えました。
もっと先まで行く予定でしたが、ラッセル堪能したし、もういいや。ということでお昼して帰ります。雪山は通常の倍近く時間がかかるし、体力も使うし、無理しない無理しない。雪が踏めただけでも満足です。笑
毎年冬は、八ヶ岳や南アルプスの雪山に連休は必ず行っていましたが、ウイルスが流行り出した頃、県境超えてはいけないなんて事になり、東京モンは石を投げられるなんて噂も飛び交い?、雪山の夢が遠ざかり、やはりそれが2年続くと思考も変わってきて、云々カンヌンですが、ただ歳をとったからかもしれない…笑
さて、下山します。
山に行ったなんて報告すると、海外の尺八吹きさんに「尺八は吹いたのか?」と、時々言われますが、雪山には持って行きませんよ。笑
ただでさえ荷物が増えて大変なのに、さらに重いし。
5℃以下で吹いても指が凍ってうまく動かないし。
停滞するにはよほどの防寒具で重装備しないと芯から冷えてしまいます。
でも前、一回雪山に持参して、雪の降る中『雪山讃歌』吹いて録画して帰ってきました。笑 アホ。
雪山へ持って行く時は、尺八割らないように気をつけましょうね。
植林地帯は日によって太陽で枝葉の雪が解けて、下はまるで大雨のようになるので、ヒヤヒヤものでしたが、この日は気温が低いままだったのでそれほどでもなく良かったです。
バス停到着。
雪で身も心も浄化されたかな?
今年はまだ雪は降るのかな。
まだまだ寒いですが、もう少しの辛抱ですね🤗
古典本曲普及の為に、日々尺八史探究と地道な虚無僧活動をしております。サポートしていただけたら嬉しいです🙇