春信、湖龍斎、清長、歌麿の描く『伊達虚無僧姿の男女』
男性は黒の着物に丸ぐけ帯、女性は白い着物姿にピンクの襦袢がちらりと見えたり。鈴木春信をはじめとする江戸時代中期の浮世絵師が描いた『伊達虚無僧姿の男女』。
実際にこんな男女が街を歩いていたらそりゃ、注目の的。
美しい!
今回は、浮世絵『伊達虚無僧姿の男女』に絞って見ていきたいと思います。
因みに、だて【伊達】の意味は、
けっこう古い言葉なんですね。
ようは本物じゃない虚無僧のことです。
早速『伊達虚無僧姿の男女』を見比べてみましょう。
鈴木春信1725 - 17