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kataha
2023年7月31日 11:57
平安時代、宮廷音楽で使われた雅楽尺八の滅亡後、尺八は六孔から五孔へと変化し、武士、僧侶、猿楽師、田楽師、琵琶法師、連歌師など様々な人々へと行き渡っていった。そして、1200年代の頃は尺八は「短笛」と呼ばれていたことが、『教訓抄』という楽書に書かれている。教訓抄とは、まずは、巻第四「他家相伝舞曲物語」の目録『蘇莫者』に、尺八が登場します。『蘇莫者』といえば、聖徳太子です。
2023年6月11日 11:44
尺八の音色で魚が躍り出てくる?!🐟🐟🐟『吉野拾遺』とは、南朝(吉野朝廷)関係の説話を収録した室町時代の説話集のこと。訳懐良親王は若い頃、尺八が上手であった。芳野川への外出時に吹いたところ、見慣れぬ魚がたくさん水から躍り出て、それは珍しく類いなき事だった。昔、妙音院殿が、熱田神宮で琵琶を弾いた時に、魚が陸に躍り出たと言い伝えがある。確かに同じような事だと感じます。尺八は以前から