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起業することになった40代の人が事業モデルをどうやって考えたのかの全貌を明かす

前回の記事の続きみたいな感じです。
「こんな単純なアイデアと思考で会社やり始めた奴いるのかよwww」と思ってもらえれば幸いです。全貌を書いてます。
そして時間がない方は最後まで飛ばしていただければと思います。


自分なりの起業方程式があった

前職を辞めると宣言し、周りに伝えていく中で当たり前のように皆さんに言われていたのは「次は何をするんですか?」という質問のラッシュでした。

そこで私の答えは「領域は決めているけどプロダクトは決まっていないんですよね〜。」という定型文を言ってました。
なんか動いてる感というか考えている感が演出されて聞こえがいいのでそう言っていました。
次のステップに行くためのモラトリアム状態の時にはおすすめのフレーズですのでよければご利用ください。

そして、その「決めている領域」とはなんなのかということなのですが、

【①市場が確実にある】×【②誰もやりたくない】×【③儲かりそうもない】×【④自分の強みを活かす】

ということだけ決めていました。
今思うと領域でもなんでもなく、ふんわりした式にすぎないですね。
その式をもとに自分の少ない頭でプロダクトを半年くらい考えてました。

なぜスキマワーク事業に行き着いたのか

「構造的な働き手不足」という社会課題と、所得が上がりづらい「働き手の経済的自由」という社会課題から、スキマを利用した副業というのは確実に市場ニーズが大きくなるというのは以前から思っていました。

だからこそ昨今のスキマバイトアプリの隆盛はなるべくしてなったし、もっと盛り上がりを見せると思っています。
しかし、「その業界に参入だ!」というわけにはいきません。
スマート決済の先駆者であるOrigamiさんやフリマアプリの先駆者であるフリルさんは先行者メリットや優れたビジネスシステムの構築をしていたけれども圧倒的資金力を前にすると飲み込まれるというのをみて、資本主義の恐ろしさというか必然というのも諸先輩方から学びました(資金力だけではないとは思いますが)

なので、私は「恐るべき後発者」と真っ向勝負にはならないようにするにはその圧倒的資金力を持つ企業や頭脳集団のベンチャー企業達から「そんなのキツいからやりたくねえよw」「絶対儲からないじゃんw」と思われることが大切だと考えました。

そして自分の構想をいろんな人に話したら見事に「めちゃくちゃきつそうだなー」「儲からなそうだなー」と言われたので半分勝利した気分でした。
そして私の強みはその誰もやりたがらないことを愚直にやり続けた自信とそれについてくる仲間なのでこれはお金では買えないです。

スキマバイトアプリと何が違うの?

私もスキマバイトを利用したりしたのですが、個人的な感想は飲食店などの店舗系の求人とかみて「土日だけといってもユニフォームきてハンバーグを運ぶのか。ちょっと腰が重いな、、、」という印象をは否めず「世のビジネスパーソンは今ある中から喜んで副業するのだろうか?」という印象を持ちました。
またスキマバイトを利用した企業に話を聞くと「うちの店はスキマバイトでは募集出したけど集まらなかった」や「ドタキャンされた」や「きた人が感じ悪かった」などの声も多く聞きました。(色々な仕組みで各社が品質を上げようと努力されているのも知っています。)
ここまで世に浸透したスキマバイト産業の努力は計り知れず、ケチをつけるつもりなんて滅相もなく、素晴らしい価値を提供しているもののプラットフォームの限界は確実にあります。

そこで自分が思ったのは、世の中の労働者や主婦(夫)が「これならやりたい!」と思ってもらえる案件を集めることと、企業に対してはミスマッチがなく、かつ絶対に決めるということを約束できればスキマのスキマは自分たちにくるであろうと思いました。
そしてそのモデルに対しての絶対的自信があるオペレーションチームがあれば世の中に価値を提供できるのではないかと考えました。

ワーカーに対しては、「ガチで日にちの融通がきいて簡単な仕事であること」
クライアントに対しては、「ミスマッチがなく頼んだら絶対にやってもらえること」
そして、
自分たちの「ノウハウと覚悟」
「これがあればイケる!」と思いました。(ほんとかよ)


図にするとこれです。

現在でも、クライアントさんから「スキマバイトだと不安だった」「スキマバイトは検討してなかった」「スキマバイトでうまくいかなかった」ご相談をいただいております。
相談内容を聞くと、「これは世の中のスキマバイトだと難しいな。。」というものばかりでスキマのスキマ市場はたくさんあります。
じゃあ世の中の企業がそのスキマのスキマをやってしまったら負けるじゃんという話なのですが、私はどんどんやってほしいと思っています。
昔セブンイレブンの鈴木会長が「競合のコンビニはセブンイレブンの近くに出店してほしい。そうなると、いかにセブンイレブンが素晴らしいかがわかってもらえる」と言っていたのですが、まさにそれと同じ気持ちです。この障害物マラソンは特殊な訓練を受けてないと走りきれないので負けない自信があります。

マンションの外観撮影だったり、駐車場の撮影だったり、無人機の点検だったり、絵の設置だったり、ポスティングだったり、ちょっとした営業代行だっだり、商品モニターだったり、覆面調査だったり、紙の電子化だったり、カスタマーサポートだったりとやっていることはちょっとしたことですが、その先にあるクライアント企業様の成長を一緒に夢を見てテオドルス・ファン・ゴッホの精神でやっております。

1番言いたいこと

一緒に働いてくれる人を絶賛募集しております。
ワーカーさんもそうですが、まずは社員でも業務委託でもいいのでコーポレートスタッフを募集しています。

https://teo-inc.com/recruit

「利益率を考えるとコーポレートの人件費が膨らまないことが重要だから簡単に採用はするのはやめよう」と誓ったのが、起業間もない2024年4月のこと。
その誓いを3ヶ月で破りコーポレートの社員を採用していきたいと思っております。

でも利益率を意識したい。

そこですごい利益を出しているユニクロの柳井さんの本を読んだら「利益体質の会社にするのに1番大切なことは従業員が一生懸命働くことだ。」と書いてあったので私も一生懸命働くので一生懸命働く人を待ってます。

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